科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 CADⅠ
科目番号 0001 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 都市システム工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 はじめてのAutoCAD LT 作図と修正の操作が分かる本 ソシム株式会社
担当教員 佐藤 民部,髙荒 智子,緑川 猛彦

到達目標

①製図に関する決まり事を守って,CAD図面を作成することができる.
②CADを利用して,簡単な正面図,立面図,側面図を描くことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1製図に関する決まり事を理解し,CAD図面を作成することができる。製図に関する決まり事を理解している。製図に関する決まり事を理解していない。
評価項目2CADを利用して正面図,立面図,側面図を描くことができる。CADを利用して,図面を描くことができる。CADを利用して図面を描くことができない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
土木・建築構造物のCAD製図の基本を理解し,正しくわかり易い表現法を習得する。
授業の進め方・方法:
前期試験,後期試験とも実施しない。CADで描く対象物を教室に持ち込むことがあるので,実物をよく観察しながら図面を作成する。課題(配置,スピード)80%と学習態度20%で総合的に評価し,60点以上を合格とする。
注意点:
CAD操作に慣れるために数多くの課題を課す。授業時間内に完成するように真剣に取り組むこと。授業時間内に完成できない場合には放課後等を利用して完成させ,必ず期限内に提出すること。CAD図面をできるだけ速く正確に描けるように努力すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス ガイダンスとソフトウェアの使用方法
2週 CADの基本操作(1) 座標,単位管理,グリッド・スナップ,直行モード
3週 CADの基本操作(2) 線種,レイヤー,保存,オフセット,円の描き方,スナップ
4週 CADの基本操作(3) 複写,フィレット,ポリゴン,トリム,寸法線
5週 "機械部品①"の製図 "機械部品①"の正面図,立面図,側面図
6週 "機械部品②"の製図 "機械部品②"の正面図,立面図,側面図,課題提出
7週 "レッド&ブルー"の製図 "レッド&ブルー"の正面図,立面図,側面図
8週 "レッド&ブルー"の製図 "レッド&ブルー"正面図,立面図,側面図,課題提出
4thQ
9週 "LC2"の製図 "LC2"の正面図,立面図,側面図
10週 "LC2"の製図 "LC2"の正面図,立面図,側面図,課題提出
11週 "ワリシーチェア"の製図 "ワリシーチェア"の正面図,立面図,側面図
12週 "ワリシーチェア"の製図 "ワリシーチェア"の正面図,立面図,側面図,課題提出
13週 "一人暮らしの部屋"の製図 "一人暮らしの部屋"の正面図,立面図,側面図
14週 "一人暮らしの部屋"の製図 "一人暮らしの部屋"の正面図,立面図,側面図
15週 "一人暮らしの部屋"の製図 "一人暮らしの部屋"の正面図,立面図,側面図,課題提出
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野製図線種、文字、図面内容、図法を説明できる。3後1,後2,後3,後4
CADソフトウェアの機能、使用方法を説明できる。3後2,後3,後4
設計したものをCADソフトウェアで描き利用することができる。3後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合08002000100
基礎的能力0000000
専門的能力08002000100
分野横断的能力0000000