都市システム概論

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 都市システム概論
科目番号 0004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 都市システム工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリント配布
担当教員 緑川 猛彦,原田 正光,齊藤 充弘,菊地 卓郎,髙荒 智子,金 高義,江本 久雄,橘 一光,丹野 淳

到達目標

①シビルエンジニアとしての使命と役割を理解し,高専生活における目標を立てることができる。
②各専門分野の概要を理解し,これからの高専生活で学ぶことと社会のつながりを説明できる。
③自らの考えを科学技術的表現でレポートにまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1到達目標の内容を実践で理解し、応用できる。到達目標の内容を実践で理解している。到達目標の内容を実践で理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
都市システム工学科のアドミッション・ポリシーやディプロマ・ポリシーならびに専門分野全般に対する認識を深めさせ,今後の高専生活における目標を確立させる。
授業の進め方・方法:
定期試験は実施しない。
課題・レポートの評価を70%,授業への取り組みなどを30%として評価し,60点以上を合格とする。
注意点:
都市システム工学科で学ぶことの意義を理解し,興味を持って授業に参加する姿勢が大切である。今後の高専生活の目標を自ら考えて確立してほしい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 都市システム工学科で学ぶこと(カリキュラム)を知り,その意義を理解する
2週 シビルエンジニアの役割 社会におけるシビルエンジニアの役割を理解する
3週 各専門分野の紹介(1) 各教員による専門分野の概要や研究の紹介を通じて,社会における専門分野の役割を理解する。
 ●構造工学分野  ●コンクリート材料分野
 ●水工学分野   ●水利用分野
 ●自然環境分野  ●維持管理分野 
 ●まちづくり分野 ●寒冷地工学分野
 ●排水・廃棄物処理と行政に関する分野 
  
4週 各専門分野の紹介(2)
5週 各専門分野の紹介(3)
6週 各専門分野の紹介(4)
7週 各専門分野の紹介(5)
8週 シビルエンジニアの仕事(1) シビルエンジニアの具体的なの仕事内容を知ることで,そのやりがいや使命を学ぶ.また,これらを自身の進路に結び付けて整理する.
2ndQ
9週 シビルエンジニアの仕事(2)
10週 シビルエンジニアの仕事(3)
11週 シビルエンジニアの仕事(4)
12週 レポート作成(1) レポート作成の基本的ルールを理解する
13週 レポート作成(2) ルールに従ってレポートを提出する
14週 技術者倫理と資格 シビルエンジニアに必要な倫理と資格を理解する
15週 まとめ 都市システム概論のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
社会における技術者の役割と責任を説明できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

試験課題等相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合07003000100
基礎的能力07003000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000