日本事情

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 日本事情
科目番号 0086 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 都市システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント配布
担当教員 嶌 千明,髙野 克宏

到達目標

①日本社会で円滑な人間関係を築くために、日本人の発想や考え方について理解を深める。
②授業を通じ総合的な日本語力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現代の日本社会と文化の概要を捉え、必要な基本的知識と情報を得る。また、島国という地理的条件や自然環境について理解し、その歴史や農耕社会が育んだ日本人のものの見方や価値観を探る。
授業の進め方・方法:
言語はその後ろに大いなる文化を背負っている。日本語をコミュニケーションのツールとして使うために、その背景も理解しようとする姿勢が必要である。
注意点:
中間試験、期末試験は実施しない。まとめテスト70%、課題作文30%として総合的に評価する

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 日本ってどんな国? 日本の自然条件や気候についての概観
2週 日本の歴史(1)
現代の日本社会の源流を探る
3週 日本の歴史(2)
現代の日本社会の源流を探る
4週 日本国内の旅
様々な交通手段について
5週 日本の食文化
伝統的食文化と食料自給率について
6週 都市と地方の暮らし
人口密集と過疎化/少子高齢化の問題
7週 前進を続ける科学技術
科学技術と人間の未来
8週 日本の教育問題(1)
日本の学校制度と教育内容
4thQ
9週 日本の教育問題(2) 日本の学校制度と教育内容
10週 環境問題
地球温暖化防止のために
11週 多文化共生社会を目指して
在留外国人の増加と日本人の意識について
12週 日本人の言語行動(1) 「うなずき」「察し」の文化について
13週 日本人の言語行動(2) 日本人の宗教観と「和」の文化
14週 まとめテストと課題作文
15週 まとめテストと作文の反省
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。2
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3後7,後10,後11
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。2
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000