地球環境工学

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 地球環境工学
科目番号 0117 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 都市システム工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 金 高義

到達目標

①地球環境の中でも,特に熱の循環について,理解し,説明できるようにする.
②授業で行う熱伝導に関する問題を解けるようにする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目は4年次の土木基礎数学などで学んだ,知識をさらに広げ,応用的な計算問題についても講義を行う.目的対象を中心とした熱力学が講義の中心となる.
授業の進め方・方法:
50分間の中間試験,期末試験をそれぞれ実施する.
定期試験の成績を70%,課題,小テスト等の成績を30%として総合的に評価し,60点以上を合格とする.
注意点:
授業には積極的に取り組み,課題は提出期限を厳守すること.
自学自習の確認方法:課題の定期的な提出.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 地球温暖化とエネルギー(1) 気温ー降水ー風の相互作用(1)
3週 地球温暖化とエネルギー(2) 気温ー降水ー風の相互作用(2)
4週 地球温暖化とエネルギー(3) 気温ー降水ー風の相互作用(3)
5週 地球温暖化とエネルギー(4) 気温ー降水ー風の相互作用(4)
6週 地球温暖化とエネルギー(5) 気温ー降水ー風の相互作用(5)
7週 地球温暖化とエネルギー(6) 気温ー降水ー風の相互作用(6)
8週 中間試験
4thQ
9週 熱力学(1) 熱伝導方程式の離散化(1)
10週 熱力学(2) 熱伝導方程式の離散化(2)
11週 熱力学(3) 熱伝導方程式の離散化(3)
12週 熱力学(4) 熱伝導方程式の離散化(4)
13週 極域での循環(1) 南極での大気-降水の相互作用(1)
14週 極域での循環(2) 南極での大気-降水の相互作用(2)
15週 極域での循環(3) 南極での大気-降水の相互作用(3)
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス・アースサイエンスライフサイエンス・アースサイエンス大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
海水の運動を理解し、潮流、高潮、津波などを説明できる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000