非言語コミュニケーション入門

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 非言語コミュニケーション入門
科目番号 0076 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 コミュニケーション情報学科(H31年度開講分まで) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 指定しない
担当教員 松江 俊一,田渕 義英

到達目標

①非言語コミュニケーションの基礎的な理論を理解する
②心理学の基礎を理解し、円滑な人間関係を図る能力を身につけることができる。
③自己分析及びプレゼンテーションの基礎を習得する。
④個人と組織の関係についての知識を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
非言語コミュニケーションについての基礎的な理論を理解し、それを現実に応用できる力を養う。
授業の進め方・方法:
前期中間試験は実施しない。後期中間試験は授業時間中に50分の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験70%、課題30%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。課題は、適宜授業ノートの提出、レポートの提出などを課す。
注意点:
授業中の講話や資料による知識は問題把握のきっかけにすぎない。関連する記事や書籍を自身で調べることを心がけること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入 講義の進め方、評価の方法、求められる参加姿勢について
2週 非-言語の世界 言語の世界、非言語の世界
3週 文化と非言語表現 文化における非言語の位置づけ
4週 非言語チャネルの基礎 主な非言語チャネルとその機能
5週 動物と非言語表現(1) 動物における距離
6週 動物と非言語表現(2) 距離と社会行動
7週 空間と非言語表現(1) 遠距離の知覚と非言語表現
8週 空間と非言語表現(2) 近距離の知覚と非言語表現
2ndQ
9週 美術と非言語表現 美術に/を見る知覚
10週 文学と非言語表現 言語と知覚
11週 閑話休題:九鬼周造の日本―いき 九鬼周造と「いき」
12週 プロクセミックス ドイツ、イギリス、フランス
13週 プロクセミックス アラブ、日本
14週 まとめ 講義のまとめと今後の展望
15週 テストの返却 期末試験の講評と前期のまとめ
16週
後期
3rdQ
1週 自己表現技法(1) 非言語要素の復習、コミュニケーションの定義
2週 自己表現技法(2) プレゼンテーションの目的、Win-Winの心理学的視点
3週 自己実現(1) アサーション、ダブルバインド
4週 自己実現(2) 態度変容、ディシジョンメイカー
5週 対人認知 印象形成、対人認知における歪みと個人差
6週 社会的スキーマ 帰属におけるエラーとバイアス
7週 後期中間試験
8週 自尊感情 社会的比較理論、セルフディスクレーパンシー理論
4thQ
9週 援助行動 傍観者効果、責任の分散、多数の無知、評価懸念
10週 態度と感情 説得的コミュニケーション
11週 対人行動 自己開示、援助行動、攻撃
12週 集団と個人 集団ダイナミクス、ジレンマ、集団間差別
13週 マスメディアの影響 複合影響説、議題設定効果、培養効果
14週 世論、流言 沈黙の螺旋、第三者効果、合意性過大視効果
15週 後期学習したことの総括 後期期末試験解答用紙の返却と解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000