プログラミング基礎

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 プログラミング基礎
科目番号 0080 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 コミュニケーション情報学科(H31年度開講分まで) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 エンジニアのためのプログラミング入門、-VB.NETによるプログラミングの基礎-、大槻正伸、電気書院
担当教員 島村 浩

到達目標

①基本制御構造を理解し、流れ図等で記述できること。
②配列について理解し、簡単なプログラムが作成できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
Visual Basic言語を用いて、簡単なプログラムを作成・実行し、プログラミングの基本技術を習得する。
授業の進め方・方法:
中間試験は50分間の試験を実施する。期末試験は50分間の試験を実施する。
定期試験の成績を60%、自学自習、課題・レポートの成績を40%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
自分の頭でよく考えて、実際にコンピュータで動かしてみることが大事である。
自学自習の課題等については、放課後等を利用して、真摯に取り組む姿勢が求められる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プログラミングの基礎 ソフトウェアの種類、OSの種類、言語処理系、基本制御構造、データ構造
2週 アルゴリズムの基礎(1) アルゴリズムの記述方法、流れ図
順次(逐次)処理
3週 アルゴリズムの基礎(2) 選択(分岐)処理
4週 アルゴリズムの基礎(3) 反復(繰り返し)処理
5週 アルゴリズムの基礎(4) 反復(繰り返し)処理
6週 アルゴリズムの基礎(5) 反復(繰り返し)処理
7週 アルゴリズムの基礎(6) 基本制御構造の演習問題
8週 アルゴリズムの基礎(7) 基本アルゴリズムのまとめ
2ndQ
9週 データ構造の基礎(1) 1次元配列、2次元配列
10週 データ構造の基礎(2) 2次元配列の応用
11週 データ構造の基礎(3) 配列を用いた応用問題の演習
12週 応用問題(1) 様々なアルゴリズムを用いた問題演習
13週 応用問題(2) 様々なアルゴリズムを用いた問題演習
14週 応用問題(3) 様々なアルゴリズムを用いた問題演習
15週 まとめ、情報セキュリティ 期末試験の解説、学習内容のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。4
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。4
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。4
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。4
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。4
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。4
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。4
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。4
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。4
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している4
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。4

評価割合

定期試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力60400000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000