確率統計学

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 確率統計学
科目番号 0093 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 コミュニケーション情報学科(H31年度開講分まで) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 新確率統計 高遠節夫他 大日本図書
担当教員 山中 一雄

到達目標

①確率の概念を理解し、基礎的問題が解けること。
②確率変数の概念を理解し、基礎的問題が解けること。
③確率分布の性質を理解し、分布表が使いこなせること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
統計学の基礎概念である確率、確率変数および確率分布を学習する。
授業の進め方・方法:
中間試験(50分)、期末試験(50分)の試験を実施する。
定期試験70%,小テスト20%,課題10%で評価し、60点以上を合格とする
注意点:
問題を数多く解き、概念の理解に努めること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション 授業の進め方、確率統計学の目的
2週 データの整理(1) 度数分布
3週 データの整理(2) 代表値、散布度
4週 データの整理(3) 回帰直線、相関係数
5週 データの整理(4) 問題演習
6週 データの整理(5) 問題演習
7週 データの整理(1)から(6)までの復習 (1)から(6)の内容の確認
8週 確率(1) 算術的確率、統計的確率
2ndQ
9週 確率(2) 条件つき確率
10週 確率(3) 全確率の定理、ベイズの定理
11週 確率(4) 問題演習
12週 確率(5) 問題演習
13週 確率変数(1)  確率分布
14週 確率変数(2)  確率変数の平均・分散
15週 確率変数(3) 前期期末試験解答用紙の返却・解説、総合復習
16週
後期
3rdQ
1週 確率分布(1) 二項分布、二項分布の平均・分散
2週 確率分布(2) ポアソン分布、ポアソン分布の平均・分散
3週 確率分布(3) 二項分布とポアソン分布の関係
4週 確率分布(4) 一様分布
5週 確率分布(5) 問題演習
6週 確率分布(6) 問題演習
7週 確率分布(1)〜(6)の復習 (1)から(6)の内容の確認
8週 確率分布(7) 正規分布
4thQ
9週 確率分布(8) 標準正規分布表の使い方
10週 確率分布(9) 二項分布を正規分布で近似する
11週 確率分布(10) 標本平均の分布、中心極限定理
12週 確率分布(11) 母平均の区間推定
13週 確率分布(12) 母平均の検定
14週 確率分布(13) 問題演習
15週 確率分布(14) 後期期末試験解答用紙の返却・解説、総合復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。3
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。3
1次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。3
2次元のデータを整理して散布図を作成し、相関係数・回帰直線を求めることができる。3

評価割合

試験小テスト課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力702010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000