科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 数学
科目番号 0011 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 新編 数学I(数研出版),新編 数学II(数研出版),3TRIAL 数学I+A(数研出版),3TRIAL 数学II+B(数研出版)
担当教員 田嶋 和明

到達目標

①数式の計算に習熟し,整式の因数分解や平方根の取り扱いができる.
②2次方程式,2次不等式が解け,2次関数のグラフがかける.
③三角比を理解し,基本的な計算ができる.
④整式の除法,分数式の計算ができる.2次方程式の解と係数の関係を理解し,また因数分解を用いて簡単な高次方程式が解ける.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
数学における基本的な考え方と計算についての授業を行う.
授業の進め方・方法:
中間試験,期末試験を実施する.定期試験の成績70%,課題・小テスト,授業への参加状況等30%で総合的に評価し,60点以上を合格とする.
注意点:
予習・復習をかかさない.教科書の練習問題を必ず解き,自力でできなかった問題は解決しておくこと.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 式の計算 整式の加法と減法
2週 式の計算 整式の乗法
3週 式の計算 因数分解
4週 実数 実数
5週 実数 根号を含む式の計算
6週 1次不等式 不等式の性質,1次不等式
7週 1次不等式 絶対値を含む方程式・不等式
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 2次関数とグラフ 関数とグラフ
10週 2次関数とグラフ 2次関数のグラフ
11週 2次関数の値の変化 2次関数の最大・最小
12週 2次関数の値の変化 2次関数の決定
13週 2次方程式と2次不等式 2次方程式
14週 2次方程式と2次不等式 2次関数のグラフとx軸の位置関係
15週 2次方程式と2次不等式 2次不等式
16週 2次方程式と2次不等式 問題演習
後期
3rdQ
1週 三角比 三角比,三角比の相互関係
2週 三角比 三角比の拡張
3週 三角形への応用 正弦定理,余弦定理,三角形の面積
4週 集合と命題 集合,命題と条件
5週 集合と命題 命題とその逆・対偶・裏,命題と証明
6週 式と計算 3次式の展開と因数分解,二項定理
7週 式と計算 整式の割り算,分数式とその計算,恒等式
8週 後期中間試験
4thQ
9週 等式・不等式の証明 等式の証明,不等式の証明
10週 複素数と2次方程式の解 複素数とその計算
11週 複素数と2次方程式の解 2次方程式の解,解と係数の関係
12週 高次方程式 剰余の定理と因数定理
13週 高次方程式 高次方程式
14週 点と直線 直線上の点,平面上の点
15週 点と直線 直線の方程式,2直線の関係
16週 点と直線 問題演習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学整式の加減乗除の計算、及び因数定理等を利用した簡単な因数分解ができる。 3前1,前2,前3
分数式の加減乗除の計算ができる。3後7
実数の絶対値について理解し、計算ができる。3前4
分母の有理化等の平方根の計算ができる。3前5
複素数の相等を理解し、加減乗除及び絶対値の計算ができる。3後10
解の公式等を利用して、二次方程式を解くことができる。3前13
因数定理等を利用して、高次方程式を解くことができる。3後13
連立方程式を解くことができる。3前12
一次不等式及び二次不等式を解くことができる。3前6,前7,前15
恒等式の考え方を活用できる。3後7
二次関数の性質及びグラフを理解し、最大値や最小値を求めることができる。3前9,前10,前11
鋭角の三角比及び一般角の三角関数の値を求めることができる。3後1
与えられた二点から距離や内分点を求めることができる。3後14
直線及び円の方程式を求めることができる。3後15

評価割合

試験課題・平常点相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000