概要:
近代・現代の文章、古文、漢文を読み、文章の内容を正しく読み取る力を養う。
授業の進め方・方法:
中間試験、期末試験ともに50分の試験を実施する。
定期試験の成績を60%、課題10%、小テスト・平素の成績を30%として評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
・不明な語句がある場合は、辞書を引いて調べる習慣を身につけること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
現代文:動物園というメディア |
現在の動物園事情と現代社会に対する筆者の問題意識を理解できる。
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2週 |
現代文:動物園というメディア |
西欧文化と日本文化を比較したうえで、日本の自然観に対する筆者の考えを理解できる。
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3週 |
古文:伊勢物語(芥川) |
文法事項(用言・助動詞)に注意しながら、古文を現代語訳することができる。
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4週 |
古文:伊勢物語(東下り) |
文法事項(用言・助動詞)に注意しながら、古文を現代語訳することができる。
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5週 |
古文:伊勢物語(東下り) |
文法事項(用言・助動詞)に注意しながら、古文を現代語訳することができる。
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6週 |
現代文:浪費を妨げる社会 |
現代の「消費」について理解できる。
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7週 |
現代文:浪費を妨げる社会 |
筆者が「浪費」を推奨する理由を理解できる。
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8週 |
漢文:管鮑之交 |
漢文を書き下し文に直し、現代語訳することができる。
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2ndQ |
9週 |
漢文:先従隗始 |
漢文を書き下し文に直し、現代語訳することができる。
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10週 |
漢文:先従隗始 |
漢文を書き下し文に直し、現代語訳することができる。
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11週 |
現代文:動的平衡の回復 |
自然界における物質の循環について理解できる。
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12週 |
現代文:動的平衡の回復 |
自然界における「動的平衡」の考え方を理解できる。
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13週 |
現代文:無痛化する社会のゆくえ |
「無痛化」とは何を意味するのか、理解できる。
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14週 |
現代文:無痛化する社会のゆくえ |
「無痛化」の問題点を理解できる。
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15週 |
期末試験の返却
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理解の不十分な点に気づくことができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
現代文:手の変幻 |
筆者の逆説的な表現を理解できる。
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2週 |
現代文:手の変幻 |
筆者の考える「美」を理解できる。
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3週 |
古文:枕草子(春はあけぼの) |
文法事項(用言・助動詞)に注意しながら、古文を現代語訳することができる。
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4週 |
古文:枕草子(ありがたきもの) |
古文を現代語訳できるとともに、作者独自の美意識を理解できる。
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5週 |
古文:枕草子(雪のいと高う降りたるを) |
古文を現代語訳できるとともに、作者独自の美意識を理解できる。
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6週 |
現代文:胆力について |
筆者の言う「驚かない」ことの意味を理解できる。
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7週 |
現代文:胆力について |
筆者の言う「胆力」とはどのようなことか理解できる。
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8週 |
現代文:山月記 |
全体を通読して、ストーリーの展開を理解できる。
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4thQ |
9週 |
現代文:山月記 |
登場人物の役割と主人公・李徴の苦悩を理解できる。
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10週 |
現代文:山月記 |
主人公・李徴が虎になった理由と李徴の悲しみを理解できる。
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11週 |
漢文:漢詩(登鸛鵲楼・静夜思・山中問答・涼州詞) |
唐詩の規則を理解できる。 漢詩を現代語訳することができる。
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12週 |
詩:サーカス |
視覚的な効果を理解し、聴覚的な工夫を味わうことができる。
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13週 |
現代文:添削の思想 |
近代芸術における作者と本文について理解できる。 「推敲」と「添削」のちがいが理解できる。
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14週 |
現代文:添削の思想 |
本来の芸術のあり方について理解できる。
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15週 |
期末試験の返却 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要旨・要点をまとめることができる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
社会生活で使われる語彙(故事成語・慣用句等を含む)を増やし、思考・表現に活用できる。 | 3 | |
専門の分野に関する用語を論理的思考・表現に活用できる。 | 3 | |
文学作品(小説・随筆・詩歌・古典等)を文脈に即して鑑賞し、そこに描かれたものの見方や登場人物の心情を説明できる。 | 3 | |
言語的・文化的教養(語彙・知識等)に広く関心を持ち、そこで得られた知識や考え方を効果的な表現に活用できる。 | 3 | |
言語作品の読解を通して、人間や社会の多様な在り方についての考えを深め、自己を客観的に捉えたり自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字を中心に、日本語を正しく読み、表記できる。 | 3 | |
実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集し、それを整理、分析できる。 | 3 | |
整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開、表現方法を工夫し、報告・論文を作成できる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容及び自分の思考や考察を資料(図解・動画等)にまとめ、的確に口頭発表できる。 | 3 | |
課題や条件に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | 前13,前14 |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |