情報基礎演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 情報基礎演習Ⅰ
科目番号 0026 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高橋京介、【令和7年度】いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集、SBクリエイティブ
担当教員 江尻 綾美,湯川 崇

到達目標


①ITと経営・マネジメントの関わりを体系的に理解できる。
②経営・マネジメント分野で用いる手法を理解し、活用する実力を身に着ける。
③ITパスポート試験の合格に必要となる、経営・マネジメント分野の知識を身に着ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 ITと経営・マネジメントの関わりを体系的に理解できる。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2 経営・マネジメント分野で用いる手法を理解し、活用する実力を身に着ける。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目3 ITパスポート試験の合格に必要となる、経営・マネジメント分野の知識を身に着ける。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この授業では、現代のビジネス社会におけるITの活用に関する基礎的な知識を理解し、ITを利活用するための経営・マネジメント視点の基礎力を身に着けることを目指します。授業を通して、企業活動における、経営、法務、システム戦略や、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメントの知識を身に着けます。
授業の進め方・方法:
中間試験は50分の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績を80%、課題を20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
ITパスホート試験程度の知識と技能を身につけられるように、授業時間ごとの予習に、復習に努めるとともに自主的に問題に取り組むこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーションとITパスポート試験の概要  ITパスポート試験の目的や範囲、学習方法を理解する。
2週 企業活動の基礎1 企業活動の基本的な概念を理解し、経営資源の役割を説明できるようになる。
3週 企業活動の基礎2 事例に基づく、グループワークを通して、問題解決手法を習得する。
4週 法務の基礎 知的財産や個人情報保護法など、ITに関連する法規を理解する。
5週 経営戦略マネジメント1 経営戦略の基本手法を理解し、企業戦略の策定手法を説明できるようになる。
6週 経営戦略マネジメント2 事例をもとに、グループワークを行い、SWOT分析、PEST分析を習得する。
7週 中間試験(前半)
グループワーク(後半)
第1回~第6回までの内容を理解しているか確認する。グループワークを通して、これまでの内容とITの関わりについて理解を深める。
8週 技術戦略マネジメント1 技術開発戦略の意義、目的を説明できる。
2ndQ
9週 技術戦略マネジメント2 各種ビジネス分野における代表的なシステムの特徴を説明できる。
10週 システム戦略1 システム戦略の意義と目的、問題解決方法を説明できる。
11週 システム戦略2 ソリューションビジネスのと、ITの技術動向を説明できる
12週 開発技術 開発モデルや開発手法の違いを説明できる。
13週 プロジェクトマネジメント プロジェクト管理の基本概念を説明できる。
14週 サービスマネジメントとシステム監査 ITサービスマネジメントの基本を学び、システム監査の役割について説明できる。
15週 期末試験の解説 期末試験の解説を通じて、これまでの学習内容を再確認し、理解を深める。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力401050
専門的能力20525
分野横断的能力20525