到達目標
①ITと経営・マネジメントの関わりを体系的に理解できる。
②経営・マネジメント分野で用いる手法を理解し、活用する実力を身に着ける。
③ITパスポート試験の合格に必要となる、経営・マネジメント分野の知識を身に着ける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
ITと経営・マネジメントの関わりを体系的に理解できる。 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2
経営・マネジメント分野で用いる手法を理解し、活用する実力を身に着ける。 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目3
ITパスポート試験の合格に必要となる、経営・マネジメント分野の知識を身に着ける。 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この授業では、現代のビジネス社会におけるITの活用に関する基礎的な知識を理解し、ITを利活用するための経営・マネジメント視点の基礎力を身に着けることを目指します。授業を通して、企業活動における、経営、法務、システム戦略や、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメントの知識を身に着けます。
授業の進め方・方法:
中間試験は50分の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績を80%、課題を20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
ITパスホート試験程度の知識と技能を身につけられるように、授業時間ごとの予習に、復習に努めるとともに自主的に問題に取り組むこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーションとITパスポート試験の概要 |
ITパスポート試験の目的や範囲、学習方法を理解する。
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2週 |
企業活動の基礎1 |
企業活動の基本的な概念を理解し、経営資源の役割を説明できるようになる。
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3週 |
企業活動の基礎2 |
事例に基づく、グループワークを通して、問題解決手法を習得する。
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4週 |
法務の基礎 |
知的財産や個人情報保護法など、ITに関連する法規を理解する。
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5週 |
経営戦略マネジメント1 |
経営戦略の基本手法を理解し、企業戦略の策定手法を説明できるようになる。
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6週 |
経営戦略マネジメント2 |
事例をもとに、グループワークを行い、SWOT分析、PEST分析を習得する。
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7週 |
中間試験(前半) グループワーク(後半) |
第1回~第6回までの内容を理解しているか確認する。グループワークを通して、これまでの内容とITの関わりについて理解を深める。
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8週 |
技術戦略マネジメント1 |
技術開発戦略の意義、目的を説明できる。
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2ndQ |
9週 |
技術戦略マネジメント2 |
各種ビジネス分野における代表的なシステムの特徴を説明できる。
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10週 |
システム戦略1 |
システム戦略の意義と目的、問題解決方法を説明できる。
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11週 |
システム戦略2 |
ソリューションビジネスのと、ITの技術動向を説明できる
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12週 |
開発技術 |
開発モデルや開発手法の違いを説明できる。
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13週 |
プロジェクトマネジメント |
プロジェクト管理の基本概念を説明できる。
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14週 |
サービスマネジメントとシステム監査 |
ITサービスマネジメントの基本を学び、システム監査の役割について説明できる。
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15週 |
期末試験の解説 |
期末試験の解説を通じて、これまでの学習内容を再確認し、理解を深める。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 10 | 50 |
専門的能力 | 20 | 5 | 25 |
分野横断的能力 | 20 | 5 | 25 |