情報基礎演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 情報基礎演習Ⅱ
科目番号 0027 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 高橋京介、【令和7年度】いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集、SBクリエイティブ
担当教員 江尻 綾美,湯川 崇

到達目標

①ITパスポートの範囲に含まれる、テクノロジ領域の基礎的な知識とITの関わりを体系的に理解する。
②ビジネスにおいてITを利活用する上で必要となる技術領域の知識を習得する。
③ITパスポート試験を合格する程度の技能を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 ITパスポートの範囲に含まれる、テクノロジ領域の基礎的な知識とITの関わりを体系的に理解する。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2 ビジネスにおいてITを利活用する上で必要となる技術領域の知識を習得する。 各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目3 ITパスポート試験を合格する程度の技能を身につける。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この授業では、業務や日常生活において、効率的にITを活用できる基礎力を身に着けることを目指します。
授業を通して、コンピューターの基礎的な原理の理解と、アルゴリズム・プログラミング、情報セキュリティに関する知識を身につけます。
授業の進め方・方法:
中間試験は50分の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績を80%、課題を20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
ITパスホート試験程度の知識と技能を身につけられるように、授業時間ごとの予習に、復習に努めるとともに自主的に問題に取り組むこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーションとコンピューターの基礎理解 コンピューターの基本3大原則を理解し授業の進め方を把握する。
2週 基礎理論とアルゴリズム1 コンピューターの基礎的な理論とデータ構造を理解する。
3週 基礎理論とアルゴリズム2 アルゴリズムの基本概念を理解し、代表的なアルゴリズムを説明できる。
4週 基礎理論とアルゴリズム3 プログラミングの基本的な制御構造を理解し、条件分岐やループ処理を説明できる。
5週 コンピューターシステムの基礎1 コンピューターの基本的な構成や役割を理解する。
6週 コンピューターシステムの基礎2 システム構成要素と役割を説明できる。
7週 中間試験(前半)
グループワーク(後半)
第1回~第6回までの内容を理解しているか確認する。グループワークを通して、これまでの内容と社会との関わりを理解する。
8週 ハードウェアとソフトウェア1 ハードウェアとソフトウェアの違いを理解し、ハードウェアの種類や特徴を説明できる。
4thQ
9週 ハードウェアとソフトウェア2 OS、アプリケーション等のソフトウェアの種類と特徴を説明できる。
10週 情報デザイン 情報デザインの種類と特徴を把握し、用途と効果を説明できる。
11週 ネットワークの仕組み ネットワークの基本構造を理解し、データベースの役割を説明できる。
12週 情報セキュリティ1 情報セキュリティに関する基本概念を理解し、セキュリティ脅威と対策を説明できる。
13週 情報セキュリティ2 暗号技術と認証技術の基本的な仕組みを理解し、それぞれの特徴を説明できる。
14週 最新技術とITの未来 最新技術(AI、IoT、ビックデータ)の概要を理解し、これからのITの可能性を説明できる。
15週 期末試験の解説 期末試験の解説を通じて、これまでの学習内容を再確認し、理解を深める。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力401050
専門的能力20525
分野横断的能力20525