情報基礎演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 情報基礎演習Ⅱ
科目番号 0028 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 高校情報Ⅰ Python  実教出版, キタミ式イラストIT塾 ITパスポート  技術評論社
担当教員 加藤 裕美,田渕 義英

到達目標

①情報と情報技術を活用した問題の発見・解決に向け、情報と情報技術を活用すること。
②情報リテラシーを高め、情報セキュリティの重要性と情報モラルを理解し実践すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コンピュータの基本方式各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
システム戦略の基本事項各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
情報セキュリティの基本事項各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
マネジメントやストラテジなど、ITを活用する上で前提となる幅広い知識をバランス良く習得する。
また、プログラミング技術とAIの最新動向を学ぶ。
授業の進め方・方法:
演習課題を中心に授業を進め、適宜小テストを実施する。
課題課題の成績を60%、小テストの成績を40%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
1年次の情報関連科目の知識が基になるので、復習して小テストに備えること。
演習課題を提出すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ITサービスの基礎(1) 身近にあるITサービスについて学ぶ
2週 ITサービスの基礎(2) システム戦略の基本を理解する(1)
3週 ITサービスの基礎(3) システム戦略の基本を理解する(2)
4週 ITサービスの基礎(4) 情報セキュリティを考える(1)
5週 ITサービスの基礎(5) 情報セキュリティを考える(2)
6週 ITサービスの基礎(6) 情報システムの設計(1)
7週 ITサービスの基礎(7) 情報システムの設計(2)
8週 ITサービスの基礎(8) 情報システムの設計(3)
4thQ
9週 総合演習(1) データ分析(1)
10週 総合演習(2) データ分析(2)
11週 総合演習(3) データ分析(3)
12週 総合演習(4) 課題解決演習(1)
13週 総合演習(5) 課題解決演習(2)
14週 総合演習(6) 課題解決演習(3)
15週 まとめ、情報セキュリティ 学習内容のまとめ、情報セキュリティ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3
専門的能力分野別の専門工学経済・ビジネス系分野経営科学生産管理の役割について説明できる。4
生産計画と生産統制について説明ができる。4
資材、購買管理、設備管理について説明できる。4
生産システムについて説明できる。4
品質の定義、品質管理の必要性について説明できる。4
品質保証の仕組みについて説明できる。4
品質の設計と改善について説明できる4
統計的品質管理について説明できる。4
QCの七つ道具について説明できる。4
情報管理代表的なデータモデルについて説明できる。4
ビックデータの活用例について説明できる。4
データベース化するために必要な項目を抽出できる。4
データの正規化について説明できる。4
データベース操作言語を用いて基本的なデータ問合わせを記述できる。4
企業経営と情報システムの関係について説明できる。4
経営情報システムの変遷について説明できる。4
経営情報システムの設計・開発・管理方法について説明できる。4
情報通信技術とビジネス・プロセスの革新について説明できる。4
電子商取引の仕組みについて説明できる。4
電子商取引の動向と課題について説明できる。4
数理統計一次元データを整理してヒストグラムを作成できる。3
一次元データの平均、分散、標準偏差を求めることができる。3
二次元データを整理して散布図を作成できる。3
二次元データから相関係数・回帰曲線を求めることができる。3
二項分布、正規分布、確率密度関数について説明できる。3
区間推定、仮説検定ができる。3

評価割合

演習課題小テスト態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60040000100
基礎的能力60040000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000