人文社会科学演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 人文社会科学演習Ⅰ
科目番号 0028 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 啓林館「理数探究基礎」
担当教員 川﨑 俊郎,吉村 忠晴,大岩 慎太郎

到達目標

①探究の進め方、流れを理解できる。
②課題の設定をする力を身に付けることができる。
③仮説の設定をする力を身に付けることができる。
④データの扱い方と活用について理解できる。
⑤研究成果の発表と報告に必要を理解できる。
⑥研究倫理について理解できる。
⑦エンジニアおよびビジネスパーソンに必要となる資料の適切な管理・保存、正確な作業記録の作成、様式や期限の遵守が実践できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
現代社会の考察 (自己管理力)現代社会の問題や課題について理解でき、必要に応じて資料を活用して説明ができる。現代社会の問題や課題について理解できる。現代社会の問題や課題について理解できない。
汎用的能力 (コミュニケーションスキル)日本語の文章について、読解、記述ができ、他者との情報共有ができる。日本語の文章について、読解、記述ができる。日本語の文章について、読解、記述ができない。
汎用的能力 (情報収集・論理的思考の能力)必要な情報を適切に活用して、事実に基づいた適切な読解ができる。必要な情報を活用して、事実に基づいた読解ができる。必要な情報を活用できず、事実に基づいた読解もできない
態度・志向性(人間力)資料の適切な管理・保存、正確な作業記録の作成、様式や期限の遵守が実践できる。資料の管理・保存、作業記録の作成、様式や期限の遵守が実践できる。資料の管理・保存、作業記録の作成、様式や期限の遵守が実践できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
人文社会科学分野(文系)の内容を扱いながらも、自然科学系(理工系)の手法を活用して、課題解決のための基礎的な資質・能力を育成していく授業となっている。
授業の進め方・方法:
授業は、教科書とプリント、スライドを使用して、講義と演習を組み合わせて行う。
定期試験は実施しない。授業内容の記録、演習課題の成績を総合的に評価し、60点以上を合格とする。再試験は実施しない。
注意点:
授業プリントはなくさないように、指定されたクリアファイルで整理・保管すること。
授業でスマートフォンを使用することがあるので、スマートフォンで、kosenアカウントからMicrosoftEdge、Teams、OneDriveが使用できるようにしておくこと。
演習課題は、指定された様式に則って作成し、期限厳守で提出すること。
不正な方法によって作成した演習課題は、評価の対象としない。
常にPDCAサイクルを実践し、問題点を改善していくこと。
ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)を忘れないこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション
授業の目的と進め方の説明
探究の進め方、流れを理解できる。
2週 説明文(1)
説明文の型
説明文の型を理解できる。
基本的な説明文の記述ができる。
3週 説明文(2)
事実の読解
与えられた資料から事実が読解できる。
事実の読解と意見や感想の区別ができる。
4週 論理的思考(1)
論理的思考の型
鳥瞰的思考、ゼロベース思考が理解できる。
5週 論理的思考(2)
課題を見つける思考法
課題の設定をする力を身に付けることができる。
6週 データの利用(1)
データを利用する上での注意点
データを利用する上での注意点(とくにデータ倫理、データの誤用・悪用)を理解して、データを利用できる。
7週 データの利用(2)
データの入手方法
データの適切な入手方法を理解して、データを利用できる。
8週 データの利用(3)
データの種類
データの種類とそれぞれの特性を理解して、データを利用できる。
2ndQ
9週 データの利用(4)
データの読解
データから事実を的確に読み取ることができる。
10週 研究発表
発表の意義・方法
研究発表の意義を理解し、ポスター発表と口頭発表の違いを説明できる。
11週 報告書の作成(1)
報告書の内容・文章
報告書に書くべき内容について説明できる。
12週 報告書の作成(2)
文章の構成・論理的文章
文章の構成を考えて、文章を作成できる。
13週 報告書の作成(3)
引用の仕方
報告書、論文等で正しい引用表記ができる。
14週 研究倫理
ねつ造、改ざん、盗用
ねつ造、改ざん、盗用など研究倫理に反する行為について説明できる。
15週 まとめ 課題の整理・確認
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会社会現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定し、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から多面的・多角的に考察、構想し、表現できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・取得できる。3前6,前7,前8,前9,前13,前14,前15
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を説明できる。3前6,前7,前8,前9,前13,前14,前15
情報や通信に関連する法令や規則等と、その必要性について説明できる。3前6,前7,前8,前9,前14,前15
情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。3前6,前7,前8,前9,前13,前14,前15
データサイエンス・AI技術が社会や日常生活における課題解決の有用なツールであり、様々な専門領域の知見と組み合わせることによって価値を創造するものであることを、活用事例をもとに説明できる。3前6,前7,前8,前9,前15
データサイエンス・AI技術を利活用する際に求められるモラルや倫理について理解し、データを守るために必要な事項を説明できる。 3前6,前7,前8,前9,前13,前14,前15
データサイエンス・AI技術の利活用に必要な基本的スキル(データの取得、可視化、分析)を使うことができる。 3前6,前7,前8,前9,前15
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前10,前11,前12,前13,前14,前15
情報収集・活用・発信力情報収集・活用・発信力ディジタルツールを含む種々の手段や各種メディアを活用し、情報を収集できる。3前6,前7,前8,前9,前15
信頼性・妥当性・有効性などを考慮しながら情報を検証・評価できる。3前6,前7,前8,前9,前15
自己及び他者の権利に配慮し、適切な方法を用いて情報を活用し、効果的に情報発信できる。3前10,前11,前12,前13,前14,前15
思考力思考力情報や主張を説得的に提示するための方法を考えることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前10,前11,前12,前13,前14,前15
課題発見力・問題解決力課題発見力・問題解決力直面している事象や出来事を分析して、対応すべき問題を特定できる。3前4,前5,前15
現状を分析した上で、実現すべき理想との乖離(ギャップ)の中に含まれる課題を把握できる。3前4,前5,前15
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力専門分野以外の多様なものの捉え方や視点の重要性を認識し、受け入れることができる。3前1,前4,前5,前9,前12,前15

評価割合

課題等合計
総合評価割合100100
現代社会の考察1010
汎用的能力(コミュニケーションスキル)4040
汎用的能力(情報活用・論理的思考の能力)4040
態度・志向性(人間力)(自己管理力)1010