経営入門Ⅰ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 経営入門Ⅰ
科目番号 0030 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『大学4年間の経営学が10時間でざっと学べる』高橋伸夫(INSB978-4-04-604058-9)
担当教員 大仁田 香織

到達目標

・経営学の基礎を学ぶ。
・経営学と社会の関連性を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
基礎的な知識経営に関する基礎知識、専門知識が十分身についている。経営の知識の必要性を理解している。経営に関心がなく、経営に関する基礎知識の必要性を理解していない。
経営学の基礎的な知識を活用した課題を解決するために必要な思考力課題を的確に把握し、経営学の基礎的な知識を用い、論理的に課題を解決に導く思考力が身についている。経営学の基礎的な知識をもとに論理的に思考する意識を持っている。課題の把握が不十分かつ経営学の基礎的な知識が重要であるとの認識がみられない。
主体的に学習に取り組む態度課題を的確に認識し、経営学の知識を用いて自分の意見を説明することができる。経営学の知識を用いて、主体的に課題に取り組むことができる。主体的に学習することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
「経営入門Ⅰ」では、身近な事例を取り上げ、経営学の基礎を学ぶことを目的としています。
また、 アクティブラーニングを導入した授業を行います。
授業の進め方・方法:
・授業内容に関連する資料(新聞、雑誌、映像等)を用います。
・中間試験・期末試験を行います。
・成績評価割合は、試験70%、レポート30%
注意点:
企業の事例や時事問題を取り上げます。新聞、雑誌、インターネット等でビジネス系のトピックスに関心を持つことをおすすめします。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 経営管理の始まり 古典経営管理について説明できる。
2週 意思決定 組織の定義、組織均衡論について説明できる。
3週 組織デザイン 組織構造と組織デザインについて説明できる。
4週 マクロ組織論 環境の把握と分析、組織間関係論について説明できる。
5週 モチベーション 人間関係論、動機付け理論について説明できる。
6週 リーダーシップ リーダーシップについて説明できる。
7週 戦略① 成長戦略、多角化戦略、競争戦略について説明できる。
8週 戦略② 経営理念・ビジョンと戦略の関係、環境の把握と分析、資源ベース理論について説明できる。
2ndQ
9週 アウトソーシング 外部人材活用について説明できる。
10週 マーケティング マーケティングの基礎について説明できる。
11週 企業 企業の社会的責任、組織文化、組織学習と組織改革について説明できる。
12週 国際経営① 海外直接投資と日本産業の空洞化、多国籍企業と現地化、技術移転と海外研究開発について説明できる。
13週 国際経営② 国際人的資源管理、国際経営組織について説明できる。
14週 雇用 雇用管理、労働時間管理、賃金管理、労使関係管理について説明できる。
15週 人材 人材教育について説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学経済・ビジネス系分野経営古典的管理論について説明できる。4
人間関係論について説明できる。4
リーダーシップ論について説明できる。4
動機付け理論について説明できる。4
企業の社会的責任について説明できる。4
日本的経営について説明できる。4
組織の定義について説明できる。4
組織均衡論について説明できる。4
組織構造と組織デザインについて説明できる。4
組織文化について説明できる。4
組織学習と組織変革について説明できる。4
組織間関係論について説明できる。3
経営理念・ビジョンと戦略の関係について説明できる。4
環境の把握と分析について説明できる。3
成長戦略について説明できる。4
多角化戦略について説明できる。3
競争戦略について説明できる。4
資源ベース理論について説明できる。3
雇用管理について説明できる。4
労働時間管理について説明できる。4
賃金管理について説明できる。3
人材教育について説明できる。4
外部人材活用について説明できる。3
労使関係管理について説明できる。3
海外直接投資と日本の産業空洞化について説明できる。3
多国籍企業と現地化について説明できる。3
技術移転と海外研究開発について説明できる。3
国際人的資源管理、国際経営組織について説明できる。3

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合70300100
基礎的能力4010050
専門的能力2010030
分野横断的能力1010020