開発学入門

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 開発学入門
科目番号 0051 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Economics Global Edition by Daron Acemoglu,‎ David Laibson,‎ John List, Pearson
担当教員 芥川 一則,高木 信太郎

到達目標

①最適化と均衡の概念を理解する。
➁GDPの概念を理解する。
③経済成長の概念を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 最適化と均衡の概念を理解する。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2 GDPの概念を理解する。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目3 経済成長の概念を理解する。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
実際の経済問題と関連づけながら、社会の動き、特に経済学の基礎理論を学習する。
授業の進め方・方法:
中間試験は授業時間中に50分の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績を80%、課題を20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
基本的な経済用語の復習に十分努めること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 The Principles and Practice of Economics
導入(1)
経済原理とその実践
2週 Economic Methods and Economic Questions
導入(2)
経済的手法と経済的問題
3週 Optimization: Doing the Best You Can
最適化
最適化の概念
4週 Demand, Supply, and Equilibrium(1)
需要と供給そして均衡
需要と供給における均衡(1)
5週 Demand, Supply, and Equilibrium(2)
需要と供給そして均衡
需要と供給における均衡(2)
6週 The Wealth of Nations
国のGDP
GDPの概念
7週 前半のまとめ 前半のまとめとこれまでの評価
8週 後半に向けて 前半の振返りと後半の概要説明
4thQ
9週 Aggregate Income(1)
1人当たりGDP
一人当たりGDPの概念
10週 Aggregate Income(2)
生産関数
生産関数の概念
11週 Economic Growth(1)
経済成長
経済成長の概念
12週 Economic Growth(2)
ソローモデル
ソローモデル
13週 Why Isn't the Whole World Developed?(1)
経済発展
経済発展と経済システム(1)
14週 Why Isn't the Whole World Developed?(2)
経済発展
経済発展と経済システム(2)
15週 前期のまとめ 期末試験の評価と前期のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。1
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。2
専門的能力分野別の専門工学経済・ビジネス系分野経済国民経済計算について説明できる。3
45度線分析について説明できる。3
IS-LM分析について説明できる。3
総需要・総供給分析について説明できる。3
国際経済について説明できる。3
経済成長論について説明できる。3
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。4
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。2
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。4

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力401050
専門的能力20525
分野横断的能力20525