英語特論Ⅱ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語特論Ⅱ
科目番号 0078 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Good to Great by Jim Collins, An Imprint of HarperCollinsPublishers
担当教員 原 眞理子,本田 崇洋

到達目標

①単語・構文を理解し内容を把握できる。
②オーディオを聞いて同様に理解できる。
③テキストを正しく音読できる。
④内容を要約しプレゼンテーションできる。
⑤内容について英語で自分の意見が言える。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
英文読解単語、構文を理解した上で自然でなめらかな日本語に訳せる。単語、構文を理解した上で間違いなく日本語に訳せる。単語、構文を理解できておらず誤訳になっている。
音読正しい発音で構文も把握しながら内容に応じ強弱のついた音読ができる。正しい発音で一通り読む事ができる。単語の発音が正しくなく、構文の理解がない読み方となっている。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
テキストを中心に文法(構文中心)や単語を理解し、読解力を身につける。更に作者によるオーディオを聞いて意味を理解できる。
更に内容を要約し、発表する力をつける。英語で内容について自分の意見も言えるようにする。
授業の進め方・方法:
定期試験は50分間の試験を実施する。
定期試験の成績を60%, 課題40%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
学生は課題として指定された箇所のテキストをよく読み内容を理解する事、日本語訳を準備する事。オーディオをシャドーイングする事、該当箇所の要約を準備する事が求められる。また、要約のスピーチの発表者についてコメントをする事が求められる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
ー教材、作者について
ー音源とアクティブシャドーイングについて
授業の進め方についての説明
2週 1Good Is the Enemy of Great 1/3
 良好は偉大の敵
内容を理解できる(テキスト&Audio)
内容を要約し、発表できる
発表者に対し英語で意見がいえる
3週 1Good Is the Enemy of Great 2/3
 良好は偉大の的
 ーUndaunted Curiosity あくなき好奇心
同上
4週 1Good Is the Enemy of Great 3/3
 良好は偉大の的
 ーThe Timeless ”Physics of Good to Great”時代を超えた法則
同上
5週 Chapter 1のまとめ 全体をまとめて内容をプレゼンテーションできる。
発表者の発表内容について自分のコメントがいえる
6週 2 Level 5 Leadership 1/5
 第五水準のリーダーシップ
 
内容を理解できる(テキスト&Audio)
内容を要約し、発表できる
発表者に対し英語で意見がいえる
7週 2 Level 5 Leadership 2/5
 第五水準のリーダーシップ
 ーNot What We Expected
予想していなかった点
同上
8週 2 Level 5 Leadership 3/5
  第五水準のリーダーシップ
 -Humility + Will = Level 5
謙虚さ+不屈の精神=第五水準
同上
2ndQ
9週 2 Level 5 Leadership 4/5
 第五水準のリーダーシップ
 - Unwavering Resolve
不屈の精神
同上
10週 2 Level 5 Leadership 5/5
 第五水準のリーダーシップ
- Cultivating L5 leadership
 第五水準のリーダーシップを習得する
同上
11週 Chapter 2のまとめ 全体をまとめて内容をプレゼンテーションできる。
発表者の発表内容について自分のコメントがいえる
12週 3 First Who…Then What 1/5
だれをバスにのせるか
内容を理解できる(テキスト&Audio)
内容を要約し、発表できる
発表者に対し英語で意見がいえる
13週 3 First Who…Then What 2/5
だれをバスにのせるか
-Not A "Genius With A Thousand Helpers" 「1人の天才を1千人で支える」方式はとらない
同上
14週 3 First Who…Then What 3/5
だれをバスにのせるか
-It's Who You Pay, Not How You Pay Them 誰に報酬を支払うかが問題で、どう支払うかは問題ではない
同上
15週 3 First Who…Then What 4/5
だれをバスにのせるか
- Rigorous, Not Ruthless
厳格であって冷酷ではない
同上
16週
後期
3rdQ
1週 3 First Who…Then What 5/5
だれをバスにのせるか
-First Who, Great Companies, and A great Life  偉大な企業と素晴らしい人生
同上
2週 Chapter 3のまとめ 全体をまとめて内容をプレゼンテーションできる。
発表者の発表内容について自分のコメントがいえる
3週 4 Confront The Brutal Facts 1/5
厳しい現実を直視する
内容を理解できる(テキスト&Audio)
内容を要約し、発表できる
発表者に対し英語で意見がいえる
4週 4 Confront The Brutal Facts 2/5
厳しい現実を直視する
-Facts Are Better Than Dreams
事実は夢にまさる
同上
5週 4 Confront The Brutal Facts 3/5
厳しい現実を直視する
-A Climate Where The Truth is Heard
真実に耳を傾ける社風を作る
同上
6週 4 Confront The Brutal Facts 4/5
厳しい現実を直視する
- Unwavering Faith Amid The Brutal Facts 厳しい現実のなかで勝利への確信を失わない
同上
7週 4 Confront The Brutal Facts 5/5
厳しい現実を直視する
- The Stockdale Paradox
ストックデールの原則
同上
8週 Chapter 4のまとめ 全体をまとめて内容をプレゼンテーションできる。
発表者の発表内容について自分のコメントがいえる
4thQ
9週 5 The Hedgehog Concept 針鼠の概念1/6
内容を理解できる(テキスト&Audio)
内容を要約し、発表できる
発表者に対し英語で意見がいえる
10週 5 The Hedgehog Concept 針鼠の概念2/6
- The Three Circle 三つの円
同上
11週 5 The Hedgehog Concept 針鼠の概念3/6
-Understanding What You Can Be the Best At 世界一になれる部分となれない部分
 
同上
12週 5 The Hedgehog Concept 針鼠の概念4/6
-Insight Your Economic Engine
  経済的原動力は何か
同上
13週 5 The Hedgehog Concept 針鼠の概念5/6
-Understanding Your Passion
情熱を理解する
同上
14週 5 The Hedgehog Concept 針鼠の概念6/6
-The Triumph of Understanding over Bravado 虚勢ではなく現実の認識
同上
15週 Chapter 5のまとめ 全体をまとめて内容をプレゼンテーションできる。
発表者の発表内容について自分のコメントがいえる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験課題合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100
専門的能力000
分野横断的能力000