到達目標
基本的な原価計算ができる.学習の水準として日商簿記2級程度(工業簿記)の問題が解けるようになる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
製造業(メーカー)で用いられる簿記について学ぶ.講義を行い,問題を解く.
授業の進め方・方法:
中間試験と期末試験(各90分)を行う.
試験80%,課題20%で総合的に評価し,60点以上を合格とする.
再試験は40点以上の者に対して行う.
この科目は,学修単位科目のため,事前・事後の学習として問題演習(課題)を実施する.
注意点:
なるべく授業中に問題演習も行いますが,時間的な制限もあり自主的な学習が必須となります.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
工業簿記・原価計算の概要,費目別計算 |
工業簿記・原価計算の概要を理解する.費目別計算について理解する.
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2週 |
総合原価計算(1) 総合原価計算の概念の理解,基本的な計算方法 |
単純総合原価計算の概要が理解出できる.
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3週 |
総合原価計算(2) 単純総合原価計算 |
平均法と先入先出法による計算ができる.
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4週 |
総合原価計算(3) 組別総合原価計算,等級別総合原価計算 |
組別および等級別総合原価計算の問題が解ける.
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5週 |
総合原価計算(4) 工程別総合原価計算,材料の追加投入,仕損と減損の発生,副産物の処理 |
工程別総合原価計算の問題が解ける.仕損の処理ができる,副産物の処理ができる.
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6週 |
勘定連絡と財務諸表 |
勘定連絡の問題が解ける.工業簿記における財務諸表が作成できる.
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
標準原価計算(1) 標準原価計算の概要,直接材料費の差異分析,直接労務費の差異分析 |
材料費と労務費の差異分析ができる.
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4thQ |
9週 |
標準原価計算(2) 製造間接費の差異分析,記帳と財務諸表の作成 |
製造間接費の差異分析ができる.
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10週 |
直接原価計算(1) 固変分解,CVP分析 |
CVP分析できる.
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11週 |
直接原価計算(2) 直接原価計算の損益計算書,固定費調整 |
直接原価計算と全部原価計算の損益計算書の違いを理解する.固定費調整ができる.
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12週 |
本社工場会計 照合勘定としての本社勘定と工場勘定 |
本社と工場が独立している場合の仕訳ができる.
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13週 |
個別原価計算 個別原価計算,仕損の処理 |
個別原価計算ができる.
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14週 |
部門別原価計算 製造部門と補助部門における原価の集計と配賦 |
原価の集計と配賦ができる.
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15週 |
復習 |
解説
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 経済・ビジネス系分野 | 会計 | 工業簿記の特色と仕組みについて説明できる。 | 4 | |
原価の概念と種類について説明できる。 | 4 | |
原価の費目別計算ができる。 | 4 | |
個別原価計算ができる。 | 4 | |
総合原価計算ができる。 | 4 | |
標準原価計算の目的と差異分析について説明できる。 | 4 | |
直接原価計算の目的と予算分析について説明できる。 | 4 | |
意思決定会計について説明できる。 | 4 | |
事業投資について説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |