経営学

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 経営学
科目番号 0081 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 特定の教科書は使用しない。
担当教員 若林 晃央

到達目標

経営学の基礎知識を身に付けると共に、身近な社会現象に対して深く考える習慣を身に付け、さらに理論を応用して現象を分析する能力を身に付けて欲しい。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
組織の経営という行為が、これまでどのように考えられ、発展してきたのかについて、基礎的な知識を学ぶ。
授業の進め方・方法:
この科目は学修単位科目のため、授業時間外の学習として、レポートを課す。
中間試験は実施しない。
期末試験は50分の試験を実施する。
レポート40%、定期試験60%で評価し、60点以上を合格とする。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 組織とは何か? 集団と組織
2週 文化人類学における組織と経営 恒常的な組織の成立と発展
3週 アメリカ経営学の構造 産業構造の変化、アメリカ型経営と日本型経営
4週 日本の経営学の構造 商学と経営学
5週 学際的学問としての経営学 社会学と経済学との関係
6週 社会学における組織と経営① 支配の類型、近代的官僚制の特徴
7週 社会学における組織と経営② 家産制的官僚制と近代的官僚制、近代的官僚制成立の要件
8週 経営学説史① 古典的組織論から動機付け理論まで
2ndQ
9週 経営学説史② バーナードとサイモンの評価
10週 経営の多角化と組織構造① 職能別組織から事業部制組織へ
11週 経営の多角化と組織構造② 分社化、事業本部制、持株会社
12週 経営の国際化① 国際経営の歴史と戦略
13週 経営の国際化② 国際化の影響
14週 マーケティング 顧客の特徴、ビジネスモデル
15週 まとめ まとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学経済・ビジネス系分野経営古典的管理論について説明できる。4
人間関係論について説明できる。3
リーダーシップ論について説明できる。3
動機付け理論について説明できる。3
企業の社会的責任について説明できる。3
日本的経営について説明できる。3
組織の定義について説明できる。4
組織均衡論について説明できる。3
組織構造と組織デザインについて説明できる。4
組織文化について説明できる。3
組織学習と組織変革について説明できる。3
組織間関係論について説明できる。3
海外直接投資と日本の産業空洞化について説明できる。4
多国籍企業と現地化について説明できる。4
技術移転と海外研究開発について説明できる。4
国際人的資源管理、国際経営組織について説明できる。3
法律会社の種類と社員の責任について説明できる。3
株主の権利と責任について説明できる。3

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力60400000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000