英語Ⅳ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 英語Ⅳ
科目番号 0084 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 4
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Phoenix from the Flames 失敗から学ぶ英知 (センゲージラーニング)
担当教員 小倉 恵実

到達目標

①学んだ単語を適切に発音し、英文を正しく音読できる。
②学んだ単語や文法を身につけ、英語で表現できるための基礎的な力を確実なものにする。
③基礎的な英語力を元に、応用力を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
テキストを中心に文法や適切な発音、読解力を身につける。基礎をしっかりと身につけ、発展した英語力を培う。
授業の進め方・方法:
定期試験は50分の試験を実施する。中間試験は共通科目試験日に実施する。
定期試験の成績を60%、英作文とプレゼンテーションを20%、平素の成績(課題、小テスト)を20%として、総合的に評価し、60点以上を合格とする。
この科目は学修単位科目のため、PCやスマホで学習するリンガポルタの進捗状況を表とグラフで管理し、最終的にこのデータを自学自習のエビデンスとする。
注意点:
予習、復習を徹底すること。辞書をひき、音読をする習慣をつくること。放課後や自宅においてリンガポルタを使ってPCやスマホで学習を進めること。進捗状況を表とグラフで管理し、最終的にこのデータを自学自習のエビデンスとする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業の運営についての説明 
2週 UNIT 01 Steve Jobs, A Dismissed Founder
アップル社を追放されたスティーブ・ジョブズ
テクノロジーと経済の問題についての把握
Reading
3週 UNIT 01 Steve Jobs, A Dismissed Founder
アップル社を追放されたスティーブ・ジョブズ
自分の意見を英語で作文を書いてみる
Writing and Presentation
4週 UNIT 02 Saving the Hubble Space Telescope
ハッブル宇宙望遠鏡の故障と修理
科学技術と日々の人間の生活との関わり
Reading
5週 UNIT 02 Saving the Hubble Space Telescope
ハッブル宇宙望遠鏡の故障と修理
自分の意見を英語で作文で書いてみる
Writing and Presentation
6週 UNIT 03 Invention of the Microwave Oven
失敗から偶然見出された発明
原文の状況の理解
Reading
7週 UNIT 03 Invention of the Microwave Oven
失敗から偶然見出された発明
自分の意見を英語で作文で書いてみる
Writing and Presentation
8週 Mid-term exam
中間試験
50分試験
2ndQ
9週 UNIT 04 The Unbeatable Chess Computer
チェスの世界王者をコンピュータが破る
ゲーミングテクノロジーについて
Reading
Writing and Presentation
10週 UNIT 04 The Unbeatable Chess Computer
チェスの世界王者をコンピュータが破る
UNIT 05 The Hillsborough Disaster
群衆事故への反省から生まれたプレミアリーグ
スポーツと災害の関係について
Reading
11週 UNIT 05 The Hillsborough Disaster
群衆事故への反省から生まれたプレミアリーグ
自分の意見を英語で作文で書いてみる
Writing and Presentation
12週 UNIT 06 What Happened to JAL123?
日本航空123便墜落事故
社会問題となった大事件・大事故
Reading
13週 UNIT 06 What Happened to JAL123?
日本航空123便墜落事故
自分の意見を英語で作文で書いてみる
Writing and Presentation
14週 UNIT 07 The Titanic Tragedy
タイタニック号の悲劇はなぜ起こったのか
歴史上の事件や事故について
Reading
15週 UNIT 07 The Titanic Tragedy
タイタニック号の悲劇はなぜ起こったのか
自分の意見を英語で作文で書いてみる
Writing and Presentation
16週 UNIT 08 Penicillin: It All Started with Mold
ペニシリンの開発秘話
科学技術の発展と発明
Reading
後期
3rdQ
1週 UNIT 08 Penicillin: It All Started with Mold
ペニシリンの開発秘話
自分の意見を英語で作文で書いてみる
Writing and Presentation
2週 UNIT 09 The Apollo 13 Mission: A Successful Failure
アポロ13号の事故と生還劇
宇宙開発の歴史
Reading
3週 UNIT 09 The Apollo 13 Mission: A Successful Failure
アポロ13号の事故と生還劇
自分の意見を英語で作文で書いてみる
Writing and Presentation
4週 UNIT 10 The Sampoong Department Store Collapse
高級デパート崩壊の原因を考える
建築物と事故についての考察
Reading
5週 UNIT 10 The Sampoong Department Store Collapse
高級デパート崩壊の原因を考える
自分の意見を英語で作文で書いてみる
Writing and Presentation
6週 UNIT 11 The Hotel New Japan Fire
安全施設の不備から起こった大惨事
現在の規制につながる事件・事故
Reading
7週 UNIT 11 The Hotel New Japan Fire
安全施設の不備から起こった大惨事
自分の意見を英語で作文で書いてみる 
Writing and Presentation
8週 Mid-term exam
中間試験
50分試験
4thQ
9週 UNIT 12 Why Did the French Hate the Eiffel Tower?
エッフェル塔の建設と悪評
自分の意見を英語で作文で書いてみる
Writing and Presentation
10週 UNIT 12 Why Did the French Hate the Eiffel Tower?
エッフェル塔の建設と悪評
UNIT 13 The Myth of Nuclear Safety
スリーマイル島原発事故
歴史的建造物の沿革
Reading
「原発事故」とは
Reading
11週 UNIT 13 The Myth of Nuclear Safety 82
スリーマイル島原発事故
UNIT 14 BSE Outbreak in Japan
日本におけるBSE感染予防の失敗
自分の意見を英語で作文で書いてみる
Writing and Presentation
BSEとは?感染症とは?
Reading
12週 UNIT 14 BSE Outbreak in Japan
日本におけるBSE感染予防の失敗
BSEとは?感染症とは?
Reading
13週 UNIT 14 BSE Outbreak in Japan
日本におけるBSE感染予防の失敗
自分の意見を英語で作文で書いてみる
Writing and Presentation
14週 UNIT 15 De Lesseps’ Panama Canal Failure
パナマ運河建設の失敗
世界規模での交通・土木工事 
Reading
15週 UNIT 15 De Lesseps’ Panama Canal Failure
パナマ運河建設の失敗
自分の意見を英語で作文で書いてみる
Writing and Presentation
16週 Presentation in English 最終課題の英作文から、クラスメートに向けての口頭発表をする

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。2
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。2
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。2
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。2
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。2
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。2
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。2
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。2
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。2
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。2
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

試験英作文とプレゼンテーション小テスト授業態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合603001000100
基礎的能力603001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000