マクロ経済Ⅰ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 マクロ経済Ⅰ
科目番号 0092 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Macroeconomics Global Edition, by Olivier Blanchard and David R. Johnson, Pearson
担当教員 芥川 一則

到達目標

①GDPの仕組みを理解する。
➁IS-LM分析と金融理論を理解する。
③経済成長モデルを理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 GDPの決定要因を理解する。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2 IS-LM分析と金融理論を理解する。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目3 経済成長モデルを理解する。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
実際の経済問題と関連づけながら、経済学、特にマクロ経済学の基礎理論を学習する。
この科目は、地方自治体で予算等の財政を担当した教員がその経験を活かし政府の投資が経済に与える影響を具体的な事例等を交えて授業を行う。
授業の進め方・方法:
中間試験は50分の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績を80%、課題を20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
基本的な経済用語の復習に十分努めること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 A Tour of the World
導入(1)
経済学とは何か・マクロ経済学とは何か
2週 Tour of the Book
導入(2)
マクロ経済学の概念
3週 The Goods Market(Ⅰ)
財・サービス市場
国民経済計算
4週 The Goods Market(Ⅱ)
財・サービス市場
国民経済計算
5週 Financial Markets(Ⅰ)
金融市場
利子率と流動性および中央銀行の役割
6週 Financial Markets(Ⅱ)
金融市場
利子率と流動性および中央銀行の役割
7週 前半のまとめ 前半のまとめとこれまでの評価
8週 後半に向けて 前半の振返りと後半の概要説明
2ndQ
9週 The IS-LM Model(Ⅰ)
IS-LMモデル
財・サービス市場と金融市場の均衡
10週 The IS-LM Model(Ⅱ)
IS-LMモデル
財・サービス市場と金融市場の均衡
11週 The IS-LM Model(Ⅲ)
IS-LMモデル
財・サービス市場と金融市場の均衡
12週 Financial Markets II(Ⅰ)
利子率とリスク
IS-LMモデルの拡張
13週 Financial Markets II(Ⅱ)
利子率とリスク
IS-LMモデルの拡張
14週 Financial Markets II(Ⅲ)
利子率とリスク
IS-LMモデルの拡張
15週 前期のまとめ 期末試験の評価と前期のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。1
公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。1
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力401050
専門的能力20525
分野横断的能力20525