情報処理基礎

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 情報処理基礎
科目番号 0092 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 ゲームで学ぶJavaScript入門 増補改訂版、K-SEC「情報リテラシー教材」「セキュリティ基礎教材」
担当教員 島村 浩

到達目標

・ソフトウェア工学に関する基本事項について理解できる。
・汎用的なスクリプト言語であるJavaScriptについて、基本的な命令について理解し、簡単なプログラムを作成することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ソフトウェア工学に関する基本事項各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
汎用的なスクリプト言語であるJavaScriptに関する基礎知識各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
Webに関する基礎知識各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
JavaScript言語を用いて、簡単なプログラムを作成・実行し、プログラミングの基本技術を習得する。
この科目は、企業でシステム設計経験した教員がその経験を活かして実際に使用されてるシステムなどの具体的な事例を交えて授業を行う。
授業の進め方・方法:
定期試験は実施しない。自学自習の課題・レポート、小テスト、発表の成績を100%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。再試験は行わない。
注意点:
自分の頭でよく考えて、実際にコンピュータで動かしてみることが大事である。
自学自習の課題等については、放課後等を利用して、真摯に取り組む姿勢が求められる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ソフトウェア工学の基礎 基本的事項の理解
2週 プログラムの定義 アルゴリズム、データ構造等の理解
3週 JavaScriptの基礎 スクリプト言語についての理解
4週 JavaScriptの基本命令
基本的な命令の理解
5週 演習問題(1)
小テスト(1)
6週 演習問題(2) 小テスト(2)
7週 演習問題(3) 小テスト(3)
8週 JavaScriptの応用(1)
応用的な命令の理解
2ndQ
9週 JavaScriptの応用(2) 応用的な命令の理解
10週 JavaScriptの応用(3) 応用的な命令の理解
11週 課題演習(1)
テーマ設定
課題演習(1)
12週 課題演習(2)
プログラム設計
課題演習(2)
13週 課題演習(3)
プログラム作成
課題演習(3)
14週 課題演習(4)
プログラムの動作確認
課題演習(4)
15週 制作した課題の発表
・情報セキュリティ
作成したプログラムについてのプレゼンテーションスキル、情報セキュリティの基礎知識
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3
専門的能力分野別の専門工学経済・ビジネス系分野情報管理代表的なデータモデルについて説明できる。3
ビックデータの活用例について説明できる。3
データベース化するために必要な項目を抽出できる。3
データの正規化について説明できる。3
データベース操作言語を用いて基本的なデータ問合わせを記述できる。3
数理統計一次元データを整理してヒストグラムを作成できる。3
一次元データの平均、分散、標準偏差を求めることができる。3
二次元データを整理して散布図を作成できる。3
二次元データから相関係数・回帰曲線を求めることができる。3
二項分布、正規分布、確率密度関数について説明できる。3
区間推定、仮説検定ができる。3

評価割合

小テスト・発表課題・レポート態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合40600000100
基礎的能力400000040
専門的能力060000060
分野横断的能力0000000