組織論

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 組織論
科目番号 0103 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 特定の教科書は使用しない。
担当教員 若林 晃央

到達目標

経営学の基礎知識を基にして、組織について広い視野から深く考えられるようになって欲しい。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
経営学を中心に、組織に関する基礎的な知識を学ぶ。
授業の進め方・方法:
この科目は学修単位科目のため、授業時間外の学習として、レポートを課す。
中間試験は実施しない。
期末試験は50分の試験を実施する。
レポート40%、定期試験60%で評価し、60点以上を合格とする。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 組織論原理 合理性の学問としての組織論
2週 社会学における組織論 近代的官僚制の特徴と成立の要件
3週 経営学における組織論① 科学的管理法と組織的怠業
4週 宗教と経営 伝統的労働観とプロテスタントの労働観
5週 文明と経営 農耕文化の組織と商業文化の組織
6週 経営学における組織論② フォードシステムの成功と課題
7週 非常時組織の経営① 非熟練労働者の活用
8週 経営学における組織論③ 人間関係論とその影響
4thQ
9週 非常時組織の経営② 士気(モラール)、リーダーに求められるもの
10週 組織原理の違い 企業とクラブと軍隊
11週 経営学における組織論④ バーナードとサイモン
12週 日本的経営論① 株式会社の論理、正規雇用と非正規雇用の違い
13週 日本的経営論② 商家の伝統と武家の伝統
14週 組織原理の国際比較 クラン、カースト、クラブ、イエモト
15週 まとめ まとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
専門的能力分野別の専門工学経済・ビジネス系分野経営古典的管理論について説明できる。4
人間関係論について説明できる。4
リーダーシップ論について説明できる。4
動機付け理論について説明できる。4
日本的経営について説明できる。4
組織均衡論について説明できる。4
組織構造と組織デザインについて説明できる。4
組織文化について説明できる。4
組織学習と組織変革について説明できる。4
組織間関係論について説明できる。4
国際人的資源管理、国際経営組織について説明できる。4
法律会社の種類と社員の責任について説明できる。4
株式会社の特徴について説明できる。4
株式会社の設立について説明できる。4
株式の意義、種類、譲渡について説明できる。4
株主の権利と責任について説明できる。4
会社の機関の種類と役割について説明できる。4
取締役の義務と責任について説明できる。4
会社の資金調達について説明できる。4
企業再編の種類と主な手続きについて説明できる。4

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力60400000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000