到達目標
①地球上には様々な生物がいる。しかし、多くの共通性を持っていることを知る。
②生物の多様性を生み出すもととなる遺伝子、生命誕生から現在まで生物が持ち続けてきたシステムを知る。
③変化する様々な環境に生物はどのように対処してきたかを学ぶ。
④生体と環境がどのように関わりあって現在の地球環境を形作っているかを知る。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生物について、基本的な知識、概念を育て、身に付けさせる。自分について、また生物界についての認識を深め、科学的判断力を養う。
授業の進め方・方法:
注意点:
定期試験の成績を70%、小テストや課題の総点を20%、平常点を10%で総合的に評価し、60点以上を合格とする。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
生物の多様性と共通性 |
生物がすべて細胞からできていること
|
2週 |
生物内のエネルギー変換と葉緑体 |
生体内のエネルギー変換とATP、光合成の役割
|
3週 |
生物内のエネルギー変換とミトコンドリア |
グルコースからエネルギーが取り出される仕組み
|
4週 |
遺伝子、DNAの構造 |
遺伝情報を正しく伝える仕組み、遺伝子本体DNAの構造
|
5週 |
ゲノムと遺伝情報 |
遺伝子はどこまで解明されているか
|
6週 |
細胞分裂とDNAの複製 |
細胞分裂でDNAが正確に複製される仕組み
|
7週 |
細胞分裂とDNAの複製 |
細胞分裂時の染色体とDNAの複製の関連
|
8週 |
まとめ、遺伝情報の流れ |
前期中間試験の解説、遺伝子が働くとは何か
|
2ndQ |
9週 |
転写 |
DNAの遺伝情報がmRNAに写し取られる仕組み
|
10週 |
翻訳 |
mRNAの情報からタンパク質が合成されるまでの仕組み
|
11週 |
遺伝子の発現と生命現象 |
それぞれの細胞で発現する遺伝子が異なること
|
12週 |
体内環境とその特徴 |
からだを作る細胞が置かれている環境
|
13週 |
心臓と血液循環 |
心臓、血液成分、その循環
|
14週 |
体内環境の調節(1) |
肝臓の構造とはたらき
|
15週 |
まとめ、体内環境の調節(2) |
前期末試験の解説、腎臓の構造とはたらき
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
自律神経系による調節 |
2つの拮抗する神経による調節の仕組み
|
2週 |
内分泌系による調節 |
ホルモンの体内環境を調節する仕組み
|
3週 |
自律神経系と内分泌系による共同作業 |
血糖量、体液濃度が一定に保たれる仕組み
|
4週 |
免疫 |
他の生物が体内に入ったときのそれに対応する仕組み
|
5週 |
自然免疫 |
最初にはたらく生体防御機構
|
6週 |
適応免疫 |
B細胞、T細胞による高度な生体防御機構
|
7週 |
免疫とヒト |
アレルギー、自己免疫疾患、ワクチン、予防接種とは
|
8週 |
まとめ、植生と生態系 |
後期中間試験の解説、気候、地形等から見た様々な植生
|
4thQ |
9週 |
植生の遷移 |
植生の流れと仕組み
|
10週 |
気候とバイオーム |
世界の陸上のバイオームの分布と気候の関連
|
11週 |
生態系でのエネルギーの流れ |
光エネルギーからATPが作られ生態系を流れていること
|
12週 |
生態系での物質の循環 |
炭素、窒素から見た生態系での物質の循環
|
13週 |
生態系のバランスと保全 |
生態系のバランスと人間活動との関係
|
14週 |
生物多様性の保全 |
生物の多様性は持続可能な生態系のために重要であること
|
15週 |
まとめ |
学年末試験の解説、一年間の生物の学習を総括
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 平常点 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 20 | 10 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 20 | 10 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |