プログラミング演習

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 プログラミング演習
科目番号 0106 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 新・明解C言語で学ぶアルゴリズムとデータ構造(明解シリーズ)
担当教員 湯川 崇

到達目標

①アルゴリズム設計の基本的な考え方が理解できること。
②C言語を用いて、スタックやキュー、二分木などのデータ構造と、探索、ソートなどのアルゴリズムを利用したプログラムが作成できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
C言語を用いて、スタックやキュー、二分木などのデータ構造と、探索、ソートなどのアルゴリズムの基礎を学ぶ。
授業の進め方・方法:
定期試験は実施しない。
課題・レポートの成績を100%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
自分の頭でよく考えて、実際にコンピュータで動かしてみることが大事である。
課題等については、真摯に取り組む姿勢が求められる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 基本的なアルゴリズム アルゴリズムの基本について理解する
繰り返しを使ったアルゴリズムが作成できる
2週 基本的なデータ構造 配列・構造体について理解する
3週 探索 探索アルゴリズム,線形探索,2分探索,ハッシュ法について理解する
4週 スタックとキュー スタックについて理解し,スタックのプログラムが作成できる
キューについて理解し,配列およびリングバッファを使ってキューを実現するプログラムを作成できる
5週 再帰的アルゴリズム 再帰の基本を理解する
再帰を使って「ハノイの塔」のプログラムを作成できる
6週 ソート① 単純ソート,選択ソート,挿入ソートについて理解する
7週 ソート② シェルソート,クイックソートについて理解する
8週 ソート③ マージソート,ヒープソートについて理解する
4thQ
9週 集合 配列およびビットベクトルを使って集合が実装できる
10週 文字列探索① 文字列の基本を理解する
11週 文字列探索② KMP法,Boyer-Moore法を使った文字列探索のプログラムを作成できる
12週 線形リスト ポインタよおびカーソルを使った線形リストのプログラムが作成できる
13週 循環・重連結リスト 循環リストと重連結リストを理解する
14週 木構造① 順序木と無順序木を理解する
順序木を使った探索のプログラムが作成できる
15週 木構造② 2分木と2分探索を理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・レポート小テスト態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力050000050
専門的能力050000050
分野横断的能力0000000