現代社会の理論Ⅱ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 現代社会の理論Ⅱ
科目番号 0110 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 田渕 義英

到達目標

社会についての諸理論を理解し、様々な社会現象を理論的に把握するとともに、それにもとづいて自らの考えを構築し、叙述することが出来る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代社会の主要な理論を講義し、基本的な概念、理論フレームについて説明する。また具体的な事例を示すことで、学んだ理論を現実社会に適用して考察する。
授業の進め方・方法:
この授業では、半期で二本のレポートを課す。なお、レポートは、担当教員による二回以上の添削を受け、提出許可を得たもののみを受理することとする。添削は講義の内容理解、テーマおよび構成の適切さ、論理性・一貫性、引用処理等のスタイルの適切さなどの観点から一定の水準に達していると認められるまで行う。この授業では確実にレポートを提出することが単位取得の要件となるので、各自しっかり添削を受けて、必ずレポートを提出すること。また、レポートの提出に際して、定期試験やセミナーとの兼ね合いなどは特に配慮しないので、自分でしっかりと時間管理を行うこと。評価はレポート100%とし、60点以上を合格とする。
注意点:
レポートは、添削時は紙媒体で、最終提出はMicrosoftのWordファイルで提出するものとする。また、既存の文章のコピー&ペーストのようないわゆる剽窃行為を行った者は、それが発覚した時点で落第とする。剽窃について不安な点がある場合には自分で判断せず、必ず担当教員に確認すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション 講義の進め方、評価方法、現代社会の理論Ⅰとの関係性
2週 空間と場所① 社会における場所と空間の違いを理解し、その人の営みとの関係性を説明することが出来る
3週 空間と場所②
4週 社会と記憶① 記憶と歴史の違いを理解し、それらの社会的な機能及びそれらが社会へ与える影響を説明することが出来る
5週 社会と記憶②
6週 社会と家族① 近代化及び後期近代化にともなう家族の変容について理解し、それが個人へ与える影響まで含めて説明することが出来る
7週 社会と家族②
8週 中間総括
4thQ
9週 社会と格差① 格差、および階層化について理解し、現代社会のアクチュアルな問題として事例をあげて説明することが出来る
10週 社会と格差②
11週 国家とグローバリゼーション① 国際社会のアクターとして、および個人のアイデンティティの帰属先としての国家とその揺らぎについて理解し、説明することが出来る
12週 国家とグローバリゼーション②
13週 社会と環境① 現代社会における重要な問題としての環境問題を理論的に把握し、その意味を説明するとともに、今後のあるべき方針について展望を示すことが出来る
14週 社会と環境②
15週 社会と環境③
16週 総括

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000