科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 国語
科目番号 0116 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『改訂版現代文B』『改訂版古典B(古文編)』『改訂版古典B(漢文編)』『改訂版現代文B準拠ワーク』『改訂版古典B古文編準拠ワーク』『改訂版古典B漢文編準拠ワーク』(数研出版)
担当教員 百井 順子

到達目標

①現代文においては、作品のテーマや作者の主張を理解できるようにする。
②古文・漢文においては、正確な語彙・文法の知識を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
現代文文章の内容を理解し、要旨を書くことができる。文章の内容を理解することができる。文章の内容を的確に理解することができない。
古文古文の内容を理解し、現代語訳することができる。古文の内容を理解することができる。古文の内容を理解することができない。
漢文漢文を書き下し文に直し、現代語訳することができる。漢文を書き下し文に直すことができる。漢文を書き下し文に直すことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
近代・現代の文章、古文、漢文を読み、文章の内容を正しく読み取る力を養う。また、その文章が書かれた時代状況や文化的背景も概観する。
授業の進め方・方法:
中間試験は共通科目試験日に50分の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績を70%、課題・平素の成績等を30%として評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
読書する機会を増やすこと。また、機会あるごとに文章を書くように心がけ、表現力を身につけること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 現代文:未来世代への責任 経済学者が「悪魔」である理由を理解できる。
2週 現代文:未来世代への責任 経済学者が「悪魔」である理由を理解できる。
3週 現代文:未来世代への責任 未来世代とは何か理解できる。
4週 現代文:科学・技術の歴史の中での社会 「科学」と「社会」の関係について理解ができる。
5週 現代文:科学・技術の歴史の中での社会 「技術」と「社会」の関係について理解できる。
6週 現代文:科学・技術の歴史の中での社会 現代の「科学」と「社会」の関係を理解できる。
7週 現代文:科学・技術の歴史の中での社会 現代の「科学」と「社会」の関係を理解できる。
8週 古文:『方丈記』(ゆく河の流れ) 古文を現代語訳することができる。
2ndQ
9週 古文:『方丈記』(養和の飢饉) 古文を現代語訳することができる。
10週 古文:『方丈記』(養和の飢饉) 古文を現代語訳することができる。
11週 古文:『方丈記』(養和の飢饉) 古文を現代語訳することができる。
12週 現代文:消費されるスポーツ スポーツと「大衆」の関係について理解できる。
13週 現代文:消費されるスポーツ スポーツとメディアの関係について理解できる。
14週 前期の学習内容の復習 ワークブックの問題を解き、不明な点を確認できる。
15週 テストの返却と解説 理解の不十分な部分を知ることができる。
16週
後期
3rdQ
1週 現代文:消費されるスポーツ スポーツとメディアの関係について理解できる。
2週 現代文:消費されるスポーツ スポーツとメディアの関係について理解できる。
3週 現代文:「文化が違う」とは何を意味するのか? 日本とイスラーム世界の共通点を理解できる。
4週 現代文:「文化が違う」とは何を意味するのか? 文化相対主義とは何かを理解することができる。
5週 現代文:「文化が違う」とは何を意味するのか? 筆者が提唱していることをまとめることができる。
6週 現代文:「である」ことと「する」こと 近代社会における制度の考え方を理解することができる。
7週 現代文:「である」ことと「する」こと 「である」社会と「である」道徳を理解できる。
8週 現代文:「である」ことと「する」こと 日本の急激な「近代化」について理解することができる。
4thQ
9週 現代文:「である」ことと「する」こと 「である」価値と「する」価値の倒錯を理解できる。
10週 現代文:「である」ことと「する」こと 学問や芸術における価値の意味を理解することができる。
11週 漢文:鴻門之会 漢文を書き下し文に直し、現代語訳することができる。
12週 漢文:鴻門之会 漢文を書き下し文に直し、現代語訳することができる。
13週 漢文:鴻門之会 漢文を書き下し文に直し、現代語訳することができる。
14週 後期の学習内容の復習 ワークブックの問題を解き、不明な点を確認する。
15週 テストの返却と解説 理解の不十分な部分を知ることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3

評価割合

試験課題授業内の活動合計
総合評価割合702010100
基礎的能力50201080
応用力200020