到達目標
①地域防災計画について、予防計画や緊急時対応など防災・減災に向けた対策の全体像の概要を理解する。
②防災士の資格取得を目指す。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義は,防災士の資格を取得することを目的とした授業である。
地域の防災に関する全体像をまとめた地域防災計画について、理解を深める。
住む人の視点から各種災害に対する防災・減災について理解し、災害時に対応できるようにする。
この科目は、地方公共団体等で防災関連の業務経験を持つ教員が、その経験を活かして講義を行う。
授業の進め方・方法:
中間,期末試験ともに50分間の試験を実施する。
定期試験80%、レポート等を20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
この科目は学修単位科目のため、事前、事後の学習として、レポートを実施する。
注意点:
随時小テストを実施するので、授業中もその対応ができるようにしておく。
自学自習の確認方法:レポート等で確認する
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
各種災害と防災士の役割
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2週 |
災害予防計画1 |
地震災害とその対策
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3週 |
災害予防計画2 |
土砂災害とその対策
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4週 |
災害予防計画3 |
津波災害とその対策
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5週 |
災害予防計画4 |
風水害とその対策
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6週 |
災害予防計画5 |
原子力災害とその対策
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7週 |
災害予防計画6 |
火災とその対策
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8週 |
予防・緊急対策1 |
避難、避難所の運営
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4thQ |
9週 |
予防・緊急対策2 |
防災訓練、防災教育
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10週 |
予防・緊急対策3 |
災害と各種インフラ,身近な防災対策
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11週 |
予防・緊急対策4 |
事業継続計画、災害保険
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12週 |
災害の復旧・復興 |
公共・公益施設の復旧、住宅対策
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13週 |
行政の災害対応 |
自主防災活動、地区防災計画
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14週 |
公的機関等の災害対策 |
災害対策と危機管理、被災者支援
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15週 |
総論 |
まとめ
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。 | 1 | |
地震の発生と断層運動について説明できる。 | 3 | |
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。 | 3 | |
海水の運動を理解し、潮流、高潮、津波などを説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 2 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 課題等 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |