日本語特論Ⅰ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 日本語特論Ⅰ
科目番号 0121 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント教材
担当教員 髙野 克宏

到達目標

①母語として無意識に使用している日本語を客観的に見つめ直す視点を身につける。
②日本語の語彙・慣用表現等の知識を身につける。
③コミュニケーションツールとしての日本語の洗練された運用法を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本語の語彙・慣用表現・文法等に関する基礎的な事項を学び、正しい日本語運用能力を養成する。
授業の進め方・方法:
中間試験、期末試験ともに50分の試験を実施する。
定期試験70%、課題および平素の成績を30%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
授業内小テストを行ない、その結果を参考にして困難点や弱点となる事項を集中的に学ぶよう心がける。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 語彙(1) 同意語・反意語の用法を理解する
2週 語彙(2) 同音異義・同訓異字・多義語の用法を理解する
3週 慣用表現 ことわざ・慣用句の用法を理解する
4週 授業内小テスト(1) 第1週から第3週までの内容に関連した試験を実施する。
5週 敬語(1) 敬語の仕組みの基礎を理解する
6週 敬語(2) 敬語の具体的用法の例を理解する
7週 敬語(3) 例題による演習
8週 不適切な表現(1) 例題による演習
4thQ
9週 不適切な表現(2) 例題による演習
10週 不適切な表現(3) 例題による演習
11週 語順について 語順についての基本的考え方を理解する
12週 語順と句読点につい 語順と句読点の関係ついて理解する
13週 句読点につい 例題による演習
14週 難語 難語と特殊語彙について理解する
15週 授業内小テスト(2) 第7週から第14週までの内容に関連した試験を実施する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000