到達目標
①原子力発電所の安全性について理解できるようにする
②海外における原子力事故について理解できるようにする
③福島第一原子力発電所事故について理解できるようにする
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
| | | |
| | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
海外における原子力関連事故や核物質による環境汚染などを学ぶ.また,海外と福島事故の相違点,類似点を学ぶ.
授業の進め方・方法:
座学を中心とするが,e-learningや施設見学を実施する場合もある.
注意点:
レポート等を総合的に評価し,60点以上を合格とする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
|
|
2週 |
|
|
3週 |
|
|
4週 |
|
|
5週 |
|
|
6週 |
|
|
7週 |
|
|
8週 |
|
|
2ndQ |
9週 |
|
|
10週 |
|
|
11週 |
|
|
12週 |
|
|
13週 |
|
|
14週 |
|
|
15週 |
|
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
原子力発電と原子炉の仕組み |
原子力発電と原子炉について
|
2週 |
原子力と放射線,放射能 |
原子や原子核の構造,放射性同位体,放射線の性質,化学反応と核反応の違い,被ばく
|
3週 |
原子力発電所の安全性 |
原子力発電所の安全性
|
4週 |
原子力事故の原因と結果 |
炉心溶融,水素爆発・水蒸気爆発,冷却材損失事故,人為的ミス,臨界事故,停電
|
5週 |
海外の原子力事故(1) |
海外における原子力事故
|
6週 |
海外の原子力事故(2) |
海外における原子力事故
|
7週 |
日本の原子力事故(1) |
日本における原子力事故
|
8週 |
日本の原子力事故(2) |
日本における原子力事故
|
4thQ |
9週 |
核施設での事故 |
ハンフォードサイト
|
10週 |
福島第一原子力発電所事故概要と新規制基準 |
福島第一原子力発電所事故と新規制基準
|
11週 |
汚染水処理について |
福島第一原子力発電所での汚染水処理について
|
12週 |
原子力事故からの環境回復 |
除染と中間貯蔵施設
|
13週 |
放射性廃棄物処理処分 |
放射性廃棄物の処理処分について
|
14週 |
廃炉に向けた技術開発 |
内部調査,燃料デブリ取り出し,使用済み燃料保管,廃棄物処理
|
15週 |
まとめ |
原子力事故に関する討論
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。 | 3 | |
説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 3 | |
社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 3 | |
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。 | 3 | |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | |
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。 | 3 | |
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | レポート等 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |