環境・エネルギー工学概論

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 環境・エネルギー工学概論
科目番号 0157 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 5
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 配布資料
担当教員 芥川 一則,酒井 清

到達目標

①環境・エネルギー問題の現状を理解できる
②エネルギーと電気の関係がわかる
③日本のエネルギー政策及び技術を理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①環境・エネルギー問題の現状を理解できる。環境・エネルギー問題の現状を理解でき、検討できる。環境・エネルギー問題の現状を理解できている。環境・エネルギー問題の現状を理解できていない。
②エネルギーと電気の関係がわかる。エネルギーと電気の関係がわかり、応用について検討できる。エネルギーと電気の関係がわかっている。エネルギーと電気の関係がわかっていない。
③日本のエネルギー政策及び技術を理解できる。日本のエネルギー政策及び技術を理解し、議論できる。日本のエネルギー政策及び技術を理解している。日本のエネルギー政策及び技術を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
地球環境問題、再生可能エネルギー、エネルギー技術に関して総合的な学習。エネルギー・環境問題の現状を正しく理解し、エネルギーと発電の関係をはじめ、世界及び日本の再生可能エネルギー政策、環境エネルギー技術まで幅広く修得する。
授業の進め方・方法:
最終的にレポートを100%とし、総合的に評価し、60点以上を合格とする。
自学自習の確認方法:課題レポートを提出させ、理解状況を確認する。
注意点:
エネルギーと環境問題について興味を持ち、自分の周りの環境・エネルギー問題、そして、ネット、新聞などで最新情報の基本的なところをまとめること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 地球環境問題 大気汚染、水汚染、放射線影響
2週 地球温暖化 二酸化炭素、パリ議定書、CO2削減目標
3週 エネルギー序論 エネルギーとは、一次エネルギー、二次エネルギー、自然エネルギーの利用
4週 国際エネルギー動向 世界エネルギー推移、主要国のエネルギー源と消費量、エネルギー争奪戦の状況
5週 日本エネルギー事情 日本のエネルギーの消費と供給、問題解決に向けた日本のエネルギー政策
6週 日本エネルギー事情 再生可能エネルギーの導入と目標
7週 生活に欠かせない電気エネルギー 従来の発電方式、火力発電、水力発電
8週 生活に欠かせない電気エネルギー 原子力発電、従来発電の問題点
2ndQ
9週 再生可能エネルギー発電 太陽光発電(太陽電池、利用形態等)
10週 再生可能エネルギー発電 風力発電(洋上風力、課題、開発等)
11週 再生可能エネルギー発電 地熱発電、バイオマス、波力発電、潮力発電
12週 日本のエネルギー技術 省エネルギー、エネルギーミックス
13週 日本のエネルギー技術 環境エネルギー技術開発と普及、推進方策
14週 問題点 自然エネルギー発電と電力系統の連系、電力自由化等
15週 まとめと議論 日本のエネルギー状況についての感想を述べる。
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力01000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000