到達目標
①日本の近代化について経済史を中心に理解する。
②近・現代史における諸外国と日本の関係を理解する
③統計数値を利用して歴史的事実を説明できるようにする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
基礎的能力 | 歴史的事実を踏まえて、複数の事実間の関係を説明できる。 | 歴史的事実について、その概要を説明できる。 | 歴史的事実について、その概要を説明できない。 |
専門的能力 | 歴史的事実に関する資料を踏まえて、複数の事実間の関係を説明できる。 | 歴史的事実に関する資料の説明ができる。 | 歴史的事実に関する資料の説明ができない。 |
汎用的能力 | 歴史的事実の因果関係を理解したうえで、それを説明できる。 | 歴史的事実の因果関係を理解できる。 | 歴史的事実の因果関係を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
明治以降の日本について産業、経済とこれに関連する技術の分野から概観する。
授業の進め方・方法:
中間試験は実施しない。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績を100%として評価し、60点以上を合格とする。
授業は配布プリントを中心に進めるので、なくさずに必ずファイルする。
注意点:
課題・レポートは指示された期限・様式などを厳守する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前近代化の日本 |
近代経済成長,18~19世紀の日本と欧米
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2週 |
明治維新と殖産興業 |
明治維新、殖産興業政策
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3週 |
産業化の時代1 |
日本の産業革命、日清戦争、日露戦争
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4週 |
産業化の時代2 |
国際比較でみた日本の産業化
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5週 |
第一次世界大戦と大戦景気 |
第一次世界大戦が与えた影響
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6週 |
二重構造 |
重化学工業化と二重構造
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7週 |
世界恐慌 |
日本の貿易構造、近隣貧窮化政策
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8週 |
第二次世界大戦 |
統制経済、大東亜共栄圏の経済
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2ndQ |
9週 |
戦後復興 |
戦後改革、GATT・IMF体制と日本
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10週 |
朝鮮戦争から高度経済成長へ |
朝鮮特需、戦後の国際関係と貿易
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11週 |
高度経済成長1 |
高度経済成長の特色、所得倍増計画
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12週 |
高度経済成長2 |
高度経済成長の影響、石油危機とドルショック
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13週 |
安定成長期 |
冷戦構造と経済成長、アジア諸国との関係変化
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14週 |
経済統計からみた日本の近代化 |
通時的な統計資料による授業理解
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15週 |
まとめ |
近代経済成長後の日本
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 3 | |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | |
公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
汎用的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |