到達目標
①異文化背景をもつ人とのコミュニケーションに影響を与える心理的・社会的要因についての基礎知識を得ることができる。
②異文化コミュニケーションについて、自分自身の意見・考えを持つことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
異文化背景を持つ人とのコミュニケーションに影響を与える心理的・社会的要因について学び、異文化に起因する要因がいかなる影響を与えているかを個人、対人、集団、国家、国際レベルで知見をえることを目的とする。
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式で授業を進め、演習的要素を適宜盛り込む。
50分の中間試験、50分の期末試験を実施する。定期試験60%、授業メモ、レポート・仮題等40%として総合的に評価する。再試験を実施する。
注意点:
適宜参考文献・資料等を配付するので、読了して授業に臨むこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
イントロダクション 1 |
文化””再考 異文化 多文化 見える文化 見えない文化
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2週 |
イントロダクション 2 |
自分(たち)と他者 ウチとソト 日本人の異文化体験
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3週 |
異文化を認識させる構成要素 1
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環境 宗教 メッセージとしての言語と非言語
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4週 |
異文化を認識させる構成要素 2 |
行動・視点・環境による文化の違い 発想の転換
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5週 |
個人と異文化コミュニケーション |
公的自己と私的自己 知覚・認知過程
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6週 |
個人と異文化コミュニケーション
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固定概念、ファイリング、ステレオタイプ、偏見
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7週 |
対人関係と異文化コミュニケーション
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恥と罪 タテとヨコ タテマエとホンネ
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8週 |
組織における異文化コミュニケーション |
意思決定とモチベーション グループ規範 結束力
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2ndQ |
9週 |
異文化のレトリック |
説得と感得 話し手と聞き手の特性
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10週 |
”国際”コミュニケーション
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ビジネス・外交的異文化交渉 通訳
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11週 |
カルチャーショックと適応過程 |
U字曲線・W字曲線・螺旋型の適応
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12週 |
文化摩擦とコミュニケーション |
イノベーションの伝播と定着 メディアの役割
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13週 |
異文化コミュニケーション・スキル |
D.E.Iメソッド、アサーティブコミュニケーション
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14週 |
多文化共生社会の実現に向けて
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多民族化とグローバル化 多言語化と英語教育 地方自治体の役割
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15週 |
前期授業内容の総括 |
前期期末試験問題の返却と解説、まとめ
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 5 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 5 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 5 | |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 5 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |