到達目標
①近代以降の科学技術の歴史を概観し、その中における科学技術と人間・社会との関わりについて理解することができる。
②科学技術史における人々の「真理と倫理のディレンマ」を追体験することで、技術者倫理の必要性を認識することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代社会の姿を深く理解して将来の展望をつかむために、我々の生活を大きく変えてきた科学技術の歴史について学習する。それに基づいて、これからの社会において科学技術史の果たす役割を考える。
授業の進め方・方法:
注意点:
科学技術の歴史を「覚える」のではなく、「考える」という姿勢で受講してもらいたい。理解できない点があれば、積極的に質問すること。
自学自習の確認方法:定期的にテーマを与え、自学自習の時間にレポートを作成させる。それを口頭発表させ、提出させる。
定期試験の成績を60%、自学自習課題の達成状況を40%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
科学技術史とは何か |
科学技術の歴史を学ぶ意義
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2週 |
ルネサンスと科学技術 |
ルネサンスの科学技術への関与
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3週 |
科学革命の構造 |
科学革命と近代科学の誕生
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4週 |
近代の技術的知性 |
ベーコンとデカルト
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5週 |
産業革命と科学技術 |
産業革命の技術的基盤
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6週 |
産業革命の発展 |
産業革命と科学技術の展開
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7週 |
工学と技術教育の成立 |
「科学の制度化」と工学部の誕生
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8週 |
世界大戦と科学技術 |
化学兵器と原子爆弾の開発
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2ndQ |
9週 |
資本主義と科学技術 |
アメリカにおける「科学の産業化」
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10週 |
現代社会と科学技術(1) |
技術革新がもたらしたもの
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11週 |
現代社会と科学技術(2) |
産業発達に伴う公害と環境破壊
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12週 |
現代社会と科学技術(3) |
バイオテクノロジーと遺伝子組み換え
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13週 |
現代社会と科学技術(4) |
コンピュータの発達と社会の変化
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14週 |
現代社会と科学技術(5) |
原子力の安全性、科学技術の光と影
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15週 |
まとめ |
21世紀における科学技術の展望
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |