到達目標
①文学作品の背景にある文化や思想、時代状況を理解できる。
②自分の考えを文章で表し、他の学生や教員に理解できるように伝えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本の仏教思想、近代・現代文学の講義を通じ、日本の文化や思想、時代状況が文学作品の中にどのように表されてきたかを明らかにする。
授業の進め方・方法:
注意点:
講義の内容を覚えるだけでなく、自ら講義に関連する書籍を読み、諸問題について考えてみること。
定期試験の成績を70%、自学自習課題の実施状況を30%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業のガイダンス 仏陀の生涯 |
歴史的人物としての仏陀の人生
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2週 |
仏陀の教えの要点 |
四諦八正道を中心とした仏陀の哲学
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3週 |
仏教の成立と歴史 |
仏陀入滅後の教団の変遷および大乗仏教と上座部仏教
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4週 |
日本における仏教受容 |
仏教の日本への伝播と受容
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5週 |
日本文化における仏教の影響 |
日本の思想や文学における仏教の影響
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6週 |
明治期の文豪・幸田露伴の夜明け前 |
幕末から明治維新頃の社会状況に関して
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7週 |
技術者としての幸田露伴 |
海外からの技術導入と文明開化
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8週 |
明治期の北海道余市と幸田露伴 |
明治維新より約二十年後の地方の状況
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2ndQ |
9週 |
明治期における立身出世と文学 |
近代における「個」の確立
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10週 |
露伴文学における求道性 |
時代と対峙する、人間のあるべき姿
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11週 |
現代文学の潮流(1) |
社会派推理小説:松本清張
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12週 |
現代文学の潮流(2) |
時代小説:藤沢周平
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13週 |
現代文学の潮流(3) |
現代の戦記:開高健
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14週 |
現代文学の潮流(4) |
世界文学の標準:村上春樹
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15週 |
まとめ、答案の確認 |
これまでの概括と総復習
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 20 | 70 |
専門的能力 | 20 | 10 | 30 |