システムデザイン演習

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 システムデザイン演習
科目番号 0015 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 産業技術システム工学専攻(共通専門科目) 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 参考になる図書,情報,文献などを自分,またはグループで探すことが必要となる。
担当教員 鄭 耀陽,小出 瑞康,鈴木 晴彦,植 英規,車田 研一,尾形 慎,緑川 猛彦,齊藤 充弘,西口 美津子,若林 晃央

到達目標

①制約のある課題に対し多角的な解決手法を立案できること。
②チームワークにより複数の知識と技術を融合し,具体的な設計製作の計画ができること。
③倫理的視野に立ち製作品の自然および社会への影響について考察できること。
④「企画書」,「モデル製作」,「発表会要旨」,「発表会」などによりプレゼンテーション能力を身につけること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
専門の異なる複数の学生によって構成されるグループにより、現代の地域社会の抱える課題や、産業製品の必要性等を探査し、その課題解決に必要なアイディアや技術的手法、プロセス、具体的な製品・試作器のデザインや設計・製作、および社会的・産業的価値を評価する能力を育成するコース複合型PBL教育のための演習である。
授業の進め方・方法:
注意点:
PBL学習は,広範な知識や技術,また現実社会に対する多角的な視野をもって取組む必要性がある。よって,関係する授業やグループによる自学により「特許・意匠」や「商品価値」等についても学習しておくこと。また,「グループ編成」,「課題設定」等は、個人ワークとグループワークにより前期の段階で決定していく。
「取組状況(個人+グループ評価)」を50%、「報告書内容(グループ評価)」を30%、「製作発表会(グループ評価)」を20%とし,総合的に評価し,60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 本取り組みの概要,社会実装
2週 アクティブラーニングとPBL アクティブラーニング(AL),PBL
3週 PBL実践例 国内外におけるPBL事例,前年度のSD演習の事例
4週 製品開発論概要 製品開発の流れ,マーケティング
5週 個人ワークによる課題探索 身の回りにある課題の探索
6週 グループ形成 個人ワーク結果に基づくグループ分け
7週 アイデア発想法の基礎 ブレインストーミング,KJ法
8週 グループワークによる課題設定① アイデア発想に基づくグループごとの課題設定
2ndQ
9週 グループワークによる課題設定① アイデア発想に基づくグループごとの課題設定
10週 中間発表会(1) 課題設定の状況確認
11週 グループワークによる課題設定② 文献調査やフィールドワーク等による課題の深堀
12週 グループワークによる課題設定② 文献調査やフィールドワーク等による課題の深堀
13週 中間発表会(2) 課題の決定
14週 製作に向けた準備 購入部品の選定,製作スケジュールの作成
中間報告書の作成
15週 製作に向けた準備 購入部品の選定,製作スケジュールの作成
中間報告書の作成
16週
後期
3rdQ
1週 グループ方針の確認 物品の納入状況,スケジュール等の確認と調整
2週 課題解決法の検討と製作 模擬実験や試作等による課題解決に向けた取り組み
3週 課題解決法の検討と製作 模擬実験や試作等による課題解決に向けた取り組み
4週 課題解決法の検討と製作 模擬実験や試作等による課題解決に向けた取り組み
5週 課題解決法の検討と製作 模擬実験や試作等による課題解決に向けた取り組み
6週 課題解決法の検討と製作 模擬実験や試作等による課題解決に向けた取り組み
7週 中間発表会(3) 進捗確認
8週 課題解決法の検討と製作 模擬実験や試作等による課題解決に向けた取り組み
4thQ
9週 課題解決法の検討と製作 模擬実験や試作等による課題解決に向けた取り組み
10週 課題解決法の検討と製作 模擬実験や試作等による課題解決に向けた取り組み
11週 進捗報告 グループ間での進捗確認
12週 グループワークのまとめ 課題解決方法の社会的効果も考慮した企画提案資料の作成
13週 グループワークのまとめ 課題解決方法の社会的効果も考慮した企画提案資料の作成
14週 グループワークのまとめ 課題解決方法の社会的効果も考慮した企画提案資料の作成
15週 最終発表会 企画提案書の作成,プレゼンテーション
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

取組状況報告内容発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合503020000100
基礎的能力503020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000