応用電子制御工学

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 応用電子制御工学
科目番号 0002 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 産業技術システム工学専攻(生産・情報システム工学コース) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 濱﨑 真一

到達目標

電気電子工学に対する知識をデバイスから,応用まで含めて学習する.基本的なセンサを用いたスイッチ制御に関する回路の設計力を養う.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
基本的な電気電子による制御を理解し,また簡単かつ基礎的なロジック制御を基本とした電子回路設計が自身で設計製作できる力をつける.
授業の進め方・方法:
注意点:
電気工学科出身者以外でも理解できる内容での講義とする.
定期試験80%、作成した設計回路について20%で評価し,60点以上を合格とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 電子デバイスの種類について 抵抗,コンデンサ,コイル,半導体など
2週 センサ各種について 各種外場電気変換素子について
3週 交流回路について 正弦波交流,インピーダンス,アドミッタンス
4週 半導体と整流回路 ダイオード,整流回路,平滑回路,ACアダプタ
5週 トランジスタの基礎 トランジスタの働きと増幅回路
6週 トランジスタと応用 トランジスタを用いた発振回路など
7週 オペアンプ(アナログ回路) オペアンプを利用した各種増幅回路
8週 オペアンプ(スイッチ素子) センサとコンパレータによるスイッチ制御
2ndQ
9週 デジタル回路(1) 論理演算について
10週 デジタル回路(2) ロジックICと論理回路設計法
11週 デジタル回路(3) フリップフロップとその応用
12週 発振回路 アナログ発振,デジタル発振回路の設計
13週 論理ICよる制御回路 ロジックICとトランジスタによるスイッチ制御
14週 組み込みソフトと制御 PICの使用例
15週 PICによるスイッチ制御 PICを用いた具体的な回路の設計
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度【回路制作】ポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力80002000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000