プロセス物理化学

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 プロセス物理化学
科目番号 0002 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 産業技術システム工学専攻(化学・バイオ工学コース) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 必要な演習問題などは配布する
担当教員 車田 研一

到達目標

①平衡論熱力学の基本を理解し,典型的な学部レベルの問題が解けるようになること
②移動法則の数学的構造を理解し,典型的な学部レベルの問題が解けるようになること
③化学反応速度論の基を理解し,典型的な学部レベルの問題が解けるようになること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各種工業プロセスの計算に必須な大学学部レベルの物理化学分野の基礎事項およびその応用の解説と,典型的な計算問題の解きかたの詳説をおこなう。(①プロセス熱力学・移動現象論とその数学的表現の基礎 ②反応速度論とその数学的表現の基礎 ③分離精製工学の原理としての各種物理化学項目とその数学的基礎)
授業の進め方・方法:
注意点:
準学士課程で学んだ物理化学や化学工学の基礎事項を復習しておくこと
期末試験80%,課題演習などの成績20%。60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プロセス熱力学① 微分・積分形式の演算を中心とした数学的なあつかい 
2週 プロセス熱力学② 基本的な法則と対応する関係式群
3週 プロセス熱力学③ 相平衡とそれに関連する法則群
4週 プロセス熱力学④ エンタルピー,自由エネルギーなどの熱力学関数の計算
5週 プロセス熱力学⑤ 総合演習 ①
6週 速度論,動力学① 物質の移動法則
7週 速度論,動力学② 熱の移動法則
8週 速度論,動力学③ 運動量の移動法則
2ndQ
9週 速度論,動力学④ 移動現象にまつわる諸般の量的関係とその表式
10週 速度論,動力学⑤ 総合演習 ②
11週 反応速度論とプロセス① 分子運動論と統計物理的手法①
12週 反応速度論とプロセス② 分子運動論と統計物理的手法②
13週 反応速度論とプロセス③ 反応速度の表式法
14週 反応速度論とプロセス④ 反応次数
15週 反応速度論とプロセス⑤ 総合演習 ③
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000