応用メカトロニクス

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 応用メカトロニクス
科目番号 0012 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 産業技術システム工学専攻(化学・バイオ工学コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「ロボット機構学」 鈴森康一 コロナ社
担当教員 鄭 耀陽,野田 幸矢

到達目標

①ロボットアームの機構を理解する.
②ロボットアームの運動を理解する.
③ロボットアームの制御を理解する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義ではロボットアームの構造・運動学の講義を通じて,
メカトロニクスの本質的理解を目指す.
授業の進め方・方法:
注意点:
力学,線形代数等の基礎となる数学内容をよく復習しておくこと.
自学自習の確認方法:レポート・課題を提出させ,習得状況を確認する.
レポート・課題を20%,定期試験を80%の割合で総合的に評価し,60点以上を合格とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 本講義の導入 メカトロとは,ロボットの形態と構造
2週 ロボット機構の基礎 リンク,自由度,瞬間中心
3週 平面リンク機構の運動解析1 4節リンク機構の運動解析基本
4週 平面リンク機構の運動解析2 4節リンク機構の運動解析(幾何法,数値法)
5週 ロボットアームの伝動機構1 歯車の基礎
6週 ロボットアームの伝動機構2 歯車伝動装置
7週 ロボットアームの伝動機構3 カムの分類・カム輪郭曲線の設計
8週 ロボットアームの伝動機構4 解析法によるカム輪郭曲線の設計
2ndQ
9週 ロボットアームの運動解析1 順運動学と逆運動学(回転行列)
10週 ロボットアームの運動解析2 順運動学と逆運動学(回転・併進・姿勢角)
11週 制御基礎1 制御の種類,ラプラス変換,ラプラス逆変換
12週 制御基礎2 基本要素の伝達関数
13週 制御基礎3 ブロック線図
14週 制御基礎4 過渡応答
15週 総括 総合演習と復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000