到達目標
原子核の壊変に係わる過程が社会を支える生産活動や社会の安全や地球環境の形成等に深く関わっていることを学ぶ.原子力施設の解体や廃棄物の管理や施設の設計を進める上での安全確保に役立つ基礎学力を身につける.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
天然の放射性物質を含む物質の由来,地球環境の形成過程におけるウラン鉱床の形成,放射性核種の原子核から放出されるα線やβ線,γ線とその特性,放射線と物質の相互作用,放射線の計測,自然放射線による内部被ばく評価,外部被ばく低減化,放射線の遮へい,核燃料サイクル,放射性廃棄物の処分と長期安全確保について学ぶ.
授業の進め方・方法:
注意点:
自学自習の確認方法:レポートで確認する
レポートの成績を60%,小テストの成績を40%として総合的に評価し,60点以上を合格とする
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
元素の生成 |
ビックバン,星の形成,元素の形成
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2週 |
光合成と地球環境の形成 |
大気成分の変化
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3週 |
鉄鉱床,ウラン鉱床の形成 |
大気中の酸素濃度増加に伴う鉱床形成
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4週 |
原子核の壊変 |
α崩壊,β崩壊,γ線の放出
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5週 |
自然界の放射能と放射線 |
ウランとトリウムおよびK-40とC-14
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6週 |
放射線を測る/気体検出器 |
GM管,比例計数管他
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7週 |
半導体検出器(1) |
バンド構造,電流に変換,MCA
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8週 |
半導体検出器(2) |
エネルギー校正と幾何学的校正
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4thQ |
9週 |
物質と放射線の相互作用(1) |
γ線の非弾性散乱(コンプトン散乱)
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10週 |
物質と放射線の相互作用(2) |
放射線のエネルギー損失過程
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11週 |
天然K-40による内部被ばく |
体内4000BqのK-40と線量当量評価
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12週 |
放射線の遮へい |
γ線の減衰の過程と遮へい
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13週 |
核燃料サイクル |
再処理と廃棄物の発生,各国の取り組み
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14週 |
放射性廃棄物の管理 |
超長期安全確保の基本的な過程
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15週 |
まとめと議論 |
放射線について様々な切り口で意見交換
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| レポート | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |