到達目標
①高分子の代表的物性と機能について物理化学的な知識をもとに一定の説明ができる。
②固体材料の結晶および表面の現象について物理化学的な知識をもとに一定の説明ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
高分子、等の材料の物性と機能の基礎をなす重要な物理化学的な知識と方法論について、物理化学の基礎学力の充実の意図も持ちつつ、バランスよく学ぶ。また受講者持ち回りのセミナー形式を取り入れ能動的に学べるように配慮する。又科学英文の読解力をつける。
授業の進め方・方法:
構造物理化学から連続する位置づけも有する為、また大学院入学試験受験者にも配慮する為、交換、補講、等を用い先に構造物理化学の講義を優先して進めその終了後に本講義を開始し、出来れば7月上旬に全講義を終了する。原則として期末試験も前倒しに実施し決して共通試験日には行わない。
注意点:
準学士課程で学んだ物理化学,無機化学,有機化学の基礎事項を復習しておくこと。暗記よりも本質を理解することに留意し、納得するまであきらめずに執拗に考え抜くこと。セミナー形式の場合は特に必ず積極的に発言すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
π共役分子(1) |
π電子
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2週 |
π共役分子(2) |
自由電子モデル(1)
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3週 |
π共役分子(3) |
自由電子モデル(2)
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4週 |
π共役分子(4) |
HMOモデル
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5週 |
π共役分子(5) |
結合距離とダイポール
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6週 |
分子間力と凝集(1) |
イオン結晶
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7週 |
分子間力と凝集(2) |
金属
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8週 |
分子間力と凝集(3) |
水素結合、誘導力、分散力
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2ndQ |
9週 |
分子間力と凝集(4) |
界面
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10週 |
分子間力と凝集(5) |
単分子膜、液晶、二分子膜
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11週 |
高分子 (1) |
高分子のコンフォーメーション
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12週 |
高分子 (2) |
高分子の光散乱
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13週 |
高分子(3) |
高分子の粘弾性(1)
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14週 |
高分子(4) |
高分子の粘弾性(2)
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15週 |
高分子 (5) |
化学の本質、材料科学の歴史と未来
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |