地下空間工学

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 地下空間工学
科目番号 0005 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 産業技術システム工学専攻(社会環境システム工学コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布資料
担当教員 林 久資

到達目標

・岩盤の力学的性質の基礎項目について理解する.
・トンネル掘削時の力学的影響や掘削技術について理解する.
・わが国における地下空間利用の動向や地下空間利用関連法について理解する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
国土の大半が山岳部であるわが国では,地下空間利用が積極的に進められている.本授業では地下空間が施工される岩盤の力学的性質,地下空間の施工技術・利用方法・各種関連法に関する基本項目ついて学習する.
授業の進め方・方法:
注意点:
事前学習として,前回の学習内容をよく復習しておくこと.
自学自習の確認方法:各項目ごとに課題を与え,レポートを提出させる.
定期試験の成績を70%,小テスト・課題等の平素の成績を30%として総合的に評価し,60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 地下空間の歴史 地下空間の歴史変遷
2週 地下空間の利用法1 国内外における地下空間利用動向
3週 地下空間の利用法2 地下空間利用の事例紹介
4週 地下空間の利用法3 地下空間利用関連法
5週 地下空間の建設技術1 山岳トンネルの設計
(断面形状,支保工)
6週 地下空間の建設技術2 山岳トンネルの設計
(特殊地山条件)
7週 地下空間の建設技術3 山岳トンネルの施工
(掘削手法,支保工)
8週 地下空間の建設技術4 山岳トンネルの施工
(補助工法)
2ndQ
9週 地下空間の建設技術5 シールドトンネルの設計
10週 地下空間の建設技術6 シールドトンネルの施工
11週 地下空間プロジェクト1 わが国における大規模地下空間プロジェクトの紹介
12週 地下空間プロジェクト2 わが国における大規模地下空間プロジェクトの紹介
13週 トンネル保全技術1 山岳トンネルの維持管理
14週 トンネル保全技術2 地震時のトンネル被害について
15週 まとめ 期末試験の返却,解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000