産業安全工学総論

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 産業安全工学総論
科目番号 0021 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 ビジネスコミュニケーション学専攻(ビジネスコニュニケーション学コース) 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布資料等
担当教員 大槻 正伸,原田 正光,霜田 宜久,芥川 一則

到達目標

①現場での作業によって引き起こされる被害をイメージできリスクマネジメントが行える。
②システム安全工学(FTA,FMEAなど)を理解し、実践できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
各工業分野で、現場における事故・災害の防止対策および発生時の対応策について具体的に事例を交えて学習する。また、労働安全、労働災害統計等、安全工学の基本的な事項を理解し、リスクマネジメントシステムを理解し、実践できるようにする。
授業の進め方・方法:
この科目は学修単位科目のため、事前、事後の学習として、定期的に課題を提出させる。
定期試験の成績を70%、課題および小テストの成績を30%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
担当者によって、課題提出を支指示する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 概論 自然災害と産業安全
2週 事例研究① 災害統計、安全評価、
3週 事例研究② 情報に関する安全、情報セキュリティ
4週 事例研究③ 飛行機事故
5週 事例研究④ 鉄道事故、輸送関連事故とヒューマンエラー
6週 安全設計① 原子力と安全(1)
7週 安全設計② 原子力と安全(2)、原因分析(FTA,ETなど)
8週 安全設計③ 製品安全
4thQ
9週 安全の実践① 法と安全確保(産業ロボット、原子炉の安全規制))
10週 安全の実践② 水資源とリスクマネジメント
11週 安全の実践③ 水道とリスクマネジメント
12週 安全の実践④ リスクマネジメントと技術者倫理(1)
13週 安全の実践⑤ リスクマネジメントと技術者倫理(2)
14週 安全の実践⑥ 安全管理活動(KY,OHSAS18001)
15週 総括 総括
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000