到達目標
①原子の電子構造や結合のミクロ世界を説明できる。
②反応の方向や平衡を,標準生成ギブスエネルギーや酸化還元電位から説明できる。
③光エネルギーを説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
化学は,未開の地も多い物質世界に分け入って創造を目指す学問ですが,その手前で想像の力を要求します。それは,目に見えない電子や光子,原子や分子の振る舞いを思い浮かべる力です。本講義では,原子どうしがなぜつながりあうのか,化学反応はなぜその向きに進むのかを,簡単な量子論と結合論のミクロな世界や,熱力学・平衡論や速度論のマクロな世界から概説します。
授業の進め方・方法:
定期試験成績を100%として,100点法の60点以上を合格とする。この科目は学修単位科目のため,事前,事後の学習として,演習プリントの配布を実施する。
注意点:
化学は暮らしにいちばん縁の深い科目です。各自の専門分野と化学との関わりが非常に多いことに気がつくと思います。化学的知識の獲得は,創造的な仕事に大いに役立つとともに,境界領域や新分野の萌芽に生かされます。授業計画日程等に変更を要した際は,早めにその連絡に努めます。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
序論 見えない世界 |
持続的発展可能な社会,物質科学の原点
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2週 |
安定な元素はいくつ? |
量子化学的にみた粒子とは,
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3週 |
周期表とはなんだろう? |
量子化学的にみた原子,分子,化学結合
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4週 |
原子はなぜつながり合う? |
量子化学的にみた電子やイオン
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5週 |
イオンとはなに? |
量子化学的にみた物質の構造
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6週 |
水分子はなぜ「く」の字に曲がる |
量子化学的にみた光学的性質,光と物質
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7週 |
モルとは何か? |
量子化学的にみた物質の電気的・磁気的性質
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8週 |
熱と温度はどうちがう? |
ボルツマン定数,エネルギーの等分配則
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2ndQ |
9週 |
化学反応の向き |
標準生成ギブスエネルギー,標準酸化還元電位
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10週 |
化学反応はどのように進む |
反応の方向,進み方,終わりは?
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11週 |
エネルギーと物質(1) |
エネルギーの形態と変換
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12週 |
エネルギーと物質(2) |
水の電気分解,水の光分解,燃料電池
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13週 |
フェノールフタレインの色は? |
光子,光のエネルギー,人工光合成
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14週 |
環境と技術 |
グリーンケミストリー,見果てぬ夢ー室温超伝導体
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15週 |
期末試験の解説,総括 |
解答例配布とその解説,達成度の記載
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |