到達目標
社会的な話題や自分の専門分野について、伝えたい情報や自分の考えなどを、目的や状況に応じて資料を効果的に活用したり、論理の構成や展開を工夫したりしながら、複数の段落から成る文章で書いて伝えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 情報や考えなどを、複数の段落から成る文章で効果的に伝えることができる。 | 情報や考えなどを、複数の段落から成る文章で伝えることができる。 | 情報や考えなどを、複数の段落から成る文章で伝えることができない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目では、複数の段落から成る文章で情報や考えを書いて伝えることができる力の育成を目的として、以下の①~③のような活動に取り組む。
①英語母語話者と日本語母語話者か書いた英文の比較・分析を通して、日本語とは異なる英語特有の情報展開パターンへの理解を深める活動
②「提案文」「報告文」「謝罪文」などを、目的や状況に応じて内容や表現を工夫しながら、英語らしい情報展開を用いて書く活動
③書いたものを学生間で相互評価することを通して、自分の文章のよい点や改善すべき点を理解した上で、文書をリライトする活動
④上記①~③の活動を通して身に付けた知識やスキルを用いて、社会的な話題や自分の専門分野に関する情報や考えなどを、複数の段落から成る文章で書いて伝える活動
授業の進め方・方法:
教科書を用いた講義・演習と、学生同士での対話及び相互評価を組み合わせて授業を進めていく。
授業内で複数の段落から成るエッセイの作成を行う。これらは授業内課題として複数回提出を求め、評価の対象とする。
期末試験(90分)を実施する。期末試験(50%)と課題エッセイ(50%)を総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
授業には和英辞典(またはそのコンテンツを有するデバイス)を持参すること。
授業内で実施して提出を求める課題が多いので、欠席が多くならないよう注意すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション Chapter 1 Self-Introduction |
英語による「自己紹介文」で求められる英語らしい情報展開パターンと語彙等を理解し、活用できる。
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2週 |
Chapter 1 Self-Introduction |
テンプレートを基に、自己紹介文を複数の段落から成る文章で書くことができる。
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3週 |
Chapter 2 Apologies |
英語による「謝罪文」で求められる英語らしい情報展開パターンと語彙等を理解し、活用できる。
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4週 |
Chapter 2 Apologies |
テンプレートを基に、謝罪文を複数の段落から成る文章で書くことができる。
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5週 |
Chapter 3 Reports |
英語による「報告文」で求められる英語らしい情報展開パターンと語彙等を理解し、活用できる。
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6週 |
Chapter 3 Reports |
テンプレートを基に、報告文を複数の段落から成る文章で書くことができる。
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7週 |
Chapter 4 Requests |
英語による「依頼文」で求められる英語らしい情報展開パターンと語彙等を理解し、活用できる。
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8週 |
Chapter 4 Requests |
テンプレートを基に、依頼文を複数の段落から成る文章で書くことができる。
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2ndQ |
9週 |
Chapter 5 Declining / Refusals |
英語による「断り文」で求められる英語らしい情報展開パターンと語彙等を理解し、活用できる。
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10週 |
Chapter 5 Declining / Refusals |
テンプレートを基に、断り文を複数の段落から成る文章で書くことができる。
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11週 |
Chapter 6 Proposals |
英語による「提案文」で求められる英語らしい情報展開パターンと語彙等を理解し、活用できる。
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12週 |
Chapter 6 Proposals |
テンプレートを基に、提案文を複数の段落から成る文章で書くことができる。
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13週 |
Chapter 7 Recommendations / Persolal Statements |
英語による「自己推薦文」で求められる英語らしい情報展開パターンと語彙等を理解し、活用できる。
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14週 |
Chapter 7 Recommendations / Persolal Statements |
テンプレートを基に、自分の専門分野と関連させた自己推薦文を複数の段落から成る文章で書くことができる。
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15週 |
期末試験
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16週 |
期末試験の返却及びフィードバック |
これまでに学んだことを振り返り、成果と課題を言語化できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 英語 | 英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8 |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8 |
英語運用能力向上のための学習 | 英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 4 | 前9,前10,前11,前12 |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 4 | 前9,前10,前11,前12 |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 4 | 前9,前10,前11,前12 |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 4 | 前13,前14,前16 |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 4 | 前13,前14,前16 |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 4 | 前9,前10,前11,前12 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 口頭発表 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |