到達目標
① 重化学工業の主要・代表的な工程における加工原理を物理化学および工業単位操作の応用問題として講ずる.
② 物質変換のための基本プロセスおよびその複合プロセスの設計計算を行う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
重化学工業の主要・代表的な工程における加工原理を物理化学および工業単位操作の応用問題として紹介し,主要文献の読解能力や計算モデルの使用能力を涵養する.
授業の進め方・方法:
期末試験として90分の試験を実施する.期末試験の成績を70%,小テスト・課題の総点を30%として総合的に評価し,60点以上を合格とする. 授業は通常の講義形式で実施する.授業中に基礎事項や例題解法を解説し,必要に応じて関連課題の頒布や小テストを実施する.
注意点:
高等専門学校準学士課程で履修する物理化学および化学工学分野の必修科目の内容を習得しておくこと.自学自習の確認方法:必要に応じて定期的に課題等を頒布し,理解確認のため回収・採点をおこなう.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
製品の形態と工程の特徴(1)
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粉体ハンドリングの諸側面の理解
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2週 |
製品の形態と工程の特徴(2)
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核発生と成長の理論と計算
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3週 |
製品の形態と工程の特徴(3)
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機械材料,金属加工の理論と実例
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4週 |
工程の原理を理解するための理論(1)
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統計的バラツキを含んだ系の扱いの理論
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5週 |
工程の原理を理解するための理論(2)
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熱的揺らぎの影響をうける系の理論
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6週 |
工程の原理を理解するための理論(3)
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相図の見方,相律の応用,相と構造,転位の理論
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7週 |
熱プロセス概論
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熱移動/物質移動複合プロセス事例と理論
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8週 |
物質変換のための基本プロセス(1)
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伝熱および物質輸送プロセスの設計計算
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2ndQ |
9週 |
物質変換のための基本プロセス(2)
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分離および混合プロセスの設計計算
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10週 |
物質変換のための基本プロセス(3)
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反応プロセスの設計計算
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11週 |
基本プロセスの型式(1)
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回分操作と連続操作および多段化
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12週 |
基本プロセスの型式(2)
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並流式および向流式操作
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13週 |
複合プロセス(1)
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基本プロセスの複合化
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14週 |
複合プロセス(2)
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物質変換プロセスと社会・環境
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15週 |
まとめ
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まとめ
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題・発表等 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |