特別研究Ⅰ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 特別研究Ⅰ
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験及び特別研究 単位の種別と単位数 学修単位: 6
開設学科 産業技術システム工学専攻(化学・バイオ工学コース)(R4年度から) 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 前期:8 後期:10
教科書/教材 各テーマについて指導教員より指示がある。
担当教員 柴田 公彦,齊藤 充弘

到達目標

①新たな課題に取り組み問題解決に向けて自主的に計画を立案することができる。
②継続して研究を実行できる能力を身につける。
③ディスカッション等を通して研究結果を理論的に考え論文にまとめることができる。
④中間発表会や学会等で理論的に一貫性のあるプレゼンテーションができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1到達目標の内容を実践で理解し、応用できる。到達目標の内容を実践で理解している。到達目標の内容を実践で理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
担当教員の指導のもと,文献調査,理論解析および実験,ディスカッション等の実践を通して,創造的研究開発能力およびデザイン能力を育成する。
授業の進め方・方法:
内  容   【クラス分け方式】
第1回~5回   ガイダンスとクラス振り分け。テーマの決定,関連する文献調査・参考資料作成
第6回~20回  実験,調査,データの整理と分析
第21回~30回  結果のとりまとめと研究論文の作成,発表会の開催

<テーマ>
・粉粒体の製造にかかわるプロセッシングとハンドリング時の力学的現象の研究(車田研一教授)
・種々のアモルファスガラス素材の製造にかかわるプロセッシングとその熱的誘導体の構造と応用に関する研究(車田研一教授)
・機能性コロイドの作製とその界面制御に関する研究(車田研一教授)
・動物における新規生体分子の分布,代謝および機能に関する研究(柴田公彦准教授)
・新規有機2次非線形光学材料の合成と評価に関する研究(梅澤洋史教授)
・生物の環境ストレス耐性因子(細胞構造)の同定・機能解析・応用に関する研究(十亀陽一郎助教)
・新規ナノ薬剤の合成と評価に関する研究(梅澤洋史教授)
・環境中の微量有害・有用物質の新しい分離・濃縮法の開発と環境試料の計測・回収法への応用に関する研究(押手茂克准教授)
・環境保全および社会的有用物質創成のための新規有機合成反応の開発(森崇理准教授)
・多置換芳香族化合物を用いた機能性化合物の精密合成に関する研究(三上進一助教)
・環境保全を目指した高効率分離・回収及び高感度計測方法の開発(加藤健准教授)
・循環型社会構築のための触媒的有機合成反応の開拓(森崇理准教授)
注意点:
研究能力の育成と向上のために,積極的かつ自主的な取り組みが望まれる。定期的にレポートの提出を課する。さらに原則として学会等での発表を義務づける。
研究遂行を50%,報告書の内容を30%,プレゼンテーションを20%として評価し,60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

取組状況報告書発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合503020000100
基礎的能力503020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000