応用有機化学

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 応用有機化学
科目番号 0035 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 産業技術システム工学専攻(化学・バイオ工学コース)(R4年度から) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布資料
担当教員 梅澤 洋史,森 崇理

到達目標

①有機化学の基礎的および応用的知識の定着。
②有機化合物および有機化学反応について理解すること。
③生体内有機化合物について理解すること。
④生体内有機化合物の代謝について理解すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
産業技術や生物、日常生活の有機化学的基本概念に焦点をあて、その原理と応用について学習する。有機化学に関する問題解決法について紹介するとともに、例題を用いて知識および理解の向上を図る。
授業の進め方・方法:
期末試験は90分の試験を実施する。
定期試験の成績80%、課題等20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
自学自習の確認方法:定期的に課題を与え、提出させる。
注意点:
本科の関連科目の理解を前提に授業を進めるので理解していないところは復習しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 有機化合物(1) 混成軌道と電気陰性度を理解できる。
2週 有機化合物(2) 構造式と分類、命名法を理解できる。
3週 有機化学反応(1) アルカン、アルケン、アルキン、芳香族化合物の反応を理解できる。
4週 有機化学反応(2) ハロゲン化アルキル、アルコール、エーテルの反応を理解できる。
5週 有機化学反応(3) カルボニル化合物、アミンの反応を理解できる。
6週 有機化合物の構造解析(1) 赤外分光法、核磁気共鳴分析法等を利用した有機化合物の構造解析を理解できる。
7週 有機化合物の構造解析(2) 赤外分光法、核磁気共鳴分析法等を利用した有機化合物の構造解析を理解できる。
8週 糖質(1) 糖質を理解できる。
2ndQ
9週 糖質(2) 糖質代謝を理解できる。
10週 脂質(1) 脂質を理解できる。
11週 脂質(2) 脂質代謝を理解できる。
12週 核酸とタンパク質(1) 核酸を理解できる。
13週 核酸とタンパク質(2) タンパク質の合成を理解できる。
14週 タンパク質とアミノ酸代謝(1) タンパク質とアミノ酸代謝を理解できる。
15週 タンパク質とアミノ酸代謝(2) 総括的な演習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題等相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000