到達目標
①金属系触媒材料の特徴や機能および触媒材料を用いた合成反応について化学的な観点から理解する。
②種々の機能性材料の原理や構造的な特徴および分子設計について理解し、その機能を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
機能性材料は、電子材料分野、医薬品分野、環境・エネルギー分野などの幅広い分野において利用され、高度に発展した現代社会を支えている。これら機能性素材の特徴や機能および製造方法を化学的な観点から理解することを目的とする。また、基礎的学習内容だけでなく、最近の研究トピックを学ぶことで、材料分野の動向を知ることができる。
授業の進め方・方法:
期末試験は90分の試験を実施する。
定期試験の成績80%、課題等20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
自学自習の確認方法:定期的に課題を与え、提出させる。
注意点:
本科の関連科目(物理化学、無機化学、有機化学、高分子化学など)の基礎事項を復習しておくこと。暗記よりも本質を理解することに留意すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
超分子材料、ナノ材料 |
超分子、ナノ材料の特徴を説明できる
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2週 |
有機・無機ハイブリッド材料 |
PCP/MOFの特徴と機能を説明できる
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3週 |
金属ナノクラスターと触媒材料 |
金属ナノクラスターの機能を説明できる
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4週 |
金属系光触媒材料 |
光触媒の特徴と機能を説明できる
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5週 |
遷移金属系触媒材料 |
遷移金属系触媒材料の特徴を説明できる
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6週 |
機能性材料合成と触媒反応 |
合成における触媒反応を説明できる
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7週 |
触媒材料を用いた最新研究の紹介 |
触媒材料の最近の動向を理解する
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8週 |
機能性材料(1):記録材料 |
記録材料の原理と応用について理解できる。
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2ndQ |
9週 |
機能性材料(2):微粒子材料(1) |
微粒子材料の原理と作製法を理解できる。
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10週 |
機能性材料(3):微粒子材料(2) |
微粒子材料の応用について理解できる。
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11週 |
機能性材料(4):機能性有機色素(1) |
機能性有機色素の原理を理解できる。
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12週 |
機能性材料(5):機能性有機色素(2) |
機能性有機色素の特徴と事例を理解できる。
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13週 |
機能性材料(6):有機発光材料(1) |
有機発光材料の原理を理解できる。
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14週 |
機能性材料(7):有機発光材料(2) |
有機発光材料の特徴と事例を理解できる。
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15週 |
総括 |
総括と期末試験の解説
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題等 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |