地盤工学特論

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 地盤工学特論
科目番号 0024 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 産業技術システム工学専攻(社会環境システム工学コース)(R4年度から) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布資料
担当教員 三浦 拓也

到達目標

・地盤や岩盤の力学的性質の基礎項目について理解する。
・地下空間における設計から施工に関する技術や数値解析について理解する。
・わが国における地下空間利用の動向や地下空間利用関連法について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し,応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
国土の大半が山岳部であるわが国では,地下空間利用が積極的に進められている。本授業では地下空間が施工される地盤・岩盤の力学的性質および,施工技術・数値解析技術・利用方法・各種関連法に関する基本項目ついて学習する。
授業の進め方・方法:
期末試験は90分間の試験を実施する。
期末試験の成績を70%,小テスト・課題等の平素の成績を30%として総合的に評価し,60点以上を合格とする。
注意点:
事前学習として,前回の学習内容をよく復習しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 地下空間の歴史 地下空間の歴史変遷
2週 地下空間に関する法制度 地下空間利用における法規と事業制度
3週 地下空間の建設技術(1) 掘削と地盤沈下
4週 地下空間の建設技術(2) 掘削と土中の水理
5週 地下空間の建設技術(3) 掘削と土圧
6週 地下空間の建設技術(4) トンネルの建設技術、地盤・岩盤調査技術
7週 地下空間の建設技術(5) 建設に伴う有害物質とその対策
8週 これからの地下空間利用 今後の地下空間利用における課題と動向
2ndQ
9週 地盤に関わる数値計算・予測手法(1) 土の指標
10週 地盤に関わる数値計算・予測手法(2) 地盤内応力
11週 地盤に関わる数値計算・予測手法(3) 浸透水による地盤の破壊
12週 地盤に関わる数値計算・予測手法(4) 地盤沈下の予測
13週 地盤に関わる数値計算・予測手法(5) モールの応力円
14週 地盤に関わる数値計算・予測手法(6) 有害物質の定量分析、吸着試験
15週 まとめ 期末試験の返却・解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000