到達目標
①太宰治の生涯や作品を理解し、その背景にある時代状況を理解できる。
②自分の考えを文章で表し、他の学生や教員に理解できるように伝えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
太宰治の生涯と作品 | 授業内容を理解し、自分の考えを述べることができる。 | 授業内容を理解できる。 | 授業内容が理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
太宰治の生涯と作品をたどり、昭和の日本社会と文学の状況を概観する。
授業の進め方・方法:
期末試験は100分の試験を実施する。
定期試験の成績70%、課題30%で評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
授業に関連する書籍を読んでみること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業のガイダンス 太宰治の文学について |
太宰治の文学の特徴について理解することができる。
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2週 |
太宰治が生きた時代 明治・大正・昭和 |
太宰治の生きた時代について理解することができる。
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3週 |
太宰治の生涯(1) |
太宰治の生涯について理解することができる。
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4週 |
太宰治の生涯(2) |
太宰治の生涯について理解することができる。
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5週 |
太宰治の生涯(3) |
太宰治の生涯について理解することができる。
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6週 |
作品解説:走れメロス(1) |
メロスの人物造形について理解できる。
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7週 |
作品解説:走れメロス(2) |
王の人間不信とそれからの回復にメロスの果たした役割について理解できる。
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8週 |
作品解説:駆込み訴え(1) |
ユダがどのような人物か理解できる。
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2ndQ |
9週 |
作品解説:駆込み訴え(2) |
ユダと「あの人」の鏡像的な関係について理解できる。
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10週 |
作品解説:駆込み訴え(3) |
ユダが「あの人」を裏切った理由について理解できる。
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11週 |
作品解説:富嶽百景(1) |
太宰治の実人生と「私」の再生について理解できる。
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12週 |
作品解説:富嶽百景(2) |
「私」の文学的再生について理解できる。
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13週 |
作品解説:女生徒 |
愛読者の日記からの引用と作品化について理解できる。
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14週 |
太宰治と同世代の作家たち |
太宰治と同年に生まれた中島敦・松本清張の生涯と作品から、昭和の日本社会と文学の状況を理解できる。
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15週 |
まとめ |
太宰治の生涯と作品、昭和の日本社会と文学の状況について理解できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
授業内容の把握 | 40 | 10 | 50 |
文章表現力 | 30 | 20 | 50 |